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似た者同士より合う!性格や好みが違うカップルの方がうまくいく理由

  • 2018.4.29
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好きな人に対しては、共通点を見つけて共感することで距離を縮めやすくなりますが、そもそも好みや性格が似ている男女は意気投合しやすいといえます。
同じ趣味を持っていたり、好きなものが同じだったりすると、恋愛感情が芽生えるのも早いかもしれません。
でも、活発でおしゃべり好きな女性と、大人しく無口な男性がお付き合いするとか、
ちょっと荒っぽいムードのある男性と、いかにも大和撫子な女子がくっ付くといった例は、よくある話です。
しかも、異質なタイプ同士のカップルは、意外に長続きしたりもするのです。
結局のところ、どっちが恋人として長続きするの?と思っちゃいますが、筆者はどちらかというと、「似た者同士より異質なタイプ同士のほうがうまくいく」派です。
特に、結婚をするなら、タイプが違うことでお互いにプラスが多いといえます。

●似た者カップルのメリット・デメリット

感性や性格が似ている同士は、相手が考えていることを容易に読めますし、行動パターンも共通します。
恋人同士として付き合うなら、お互いに不満が少なく、意思疎通もスムーズでしょう。
ただ、似ているがゆえに欠点も同じで、自分のイヤな面を相手の言動に見ることが少なくありません。
しかも、恋人と同じ欠点を持っていると気づかずに、厳しく注意して、「いやいや、キミもおんなじことしてるから」と逆に指摘されるケースも少なくないはず。
そんな同族嫌悪は、似た者カップルにとって嬉しくないポイントでしょう。
また、結婚をすると、苦手分野が一緒でどちらも相手の足りない面をカバーできない点に、不自由さを感じる可能性があります。
あるいは、子どもに対して両親がまったく同じ態度を取るため、叱られたときに子どもの逃げ場所がなくなるかもしれません。
似た者カップルが夫婦になるなら、「自分たちは補てんし合えない関係」だと自覚して、それぞれが視野を広く持ちながら、偏った方向に進まないよう心掛ける必要があります。

●異質なタイプ同士のメリット・デメリット

性格や好み、ものの考え方が異なるカップルは、そもそも交際をスタートさせるまで時間がかかるかもしれません。
お互いの違いが最初は魅力に感じるのですが、お付き合いが長くなるほど、
「どうしてすぐに理解してくれないのよ」「いちいち言わなきゃ、わからないの?」といった不満が出やすい組み合わせです。
ただ、根っこの部分から違う者同士なので、意識しなくても自然と相手に刺激を与えられて、自分にはない視点を得られます。
一緒にいると視野が広がって、柔軟に物事を受け入れられるようになるでしょう。
そして、異質なタイプ同士が結婚すると、お互いの欠点を補い合える夫婦になれます。
得意分野や価値観が異なるので、困難に直面してもドツボにハマりにくく、自分にはない脱却法を配偶者が提案してくれるはずです。
さらには、子どもとの接し方、育児のクセも違うため、子どもは両親から幅広い刺激を与えてもらえます。
母親が厳しく叱ると、父親が大らかに慰める……といった役割分担も自然とできるでしょう。
異質なタイプ同士は、結婚して夫婦になるなら、ベストカップルになれるのです。

●さいごに

とはいえ、性格が似た彼氏と5年越しの恋を実らせて結婚するつもり……という女性が、自分とは違うタイプの男性を結婚相手に探す必要はありません。
似た者夫婦だからこそ上手くやっていける部分も絶対あるはずです。
お互いの凸凹を補い合うのか、同じ方向を同じ視点で見つめて進んでいくのか……いずれにしても選んだ本人にとって必要な「学び」があるのでしょう。(沙木貴咲/ライター)
(愛カツ編集部)

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