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【思考をキレイにする旅の仕方(116)】旅先ではレイヤードをうまく利用する

  • 2018.4.28

気温40度以上のインドからマイナス7度のフィンランドに移動して旅を続けたことがあります。荷物は機内持ち込みできる程度のトランクとリュックだけ。寒さが苦手な私の場合、ダウンジャケットも欲しいところですが、それだけで荷物のかなりのスペースを占領してしまいます。結局、持っていきませんでした。ヒートテックのタートルを二枚重ね着し、その上にウィンドパーカーを着て保温性を高め、その上にこれまた保温機能の高いパーカーを着て過ごしていました。靴下は二枚重ね。もちろん手袋も。そして、もう一つ首元にストールを巻いていました。首元から抜ける熱を抑えるだけでかなり違います。本当はマフラーがいいのですが、これまた意外にスペースをとる荷物になるのでフォーマルな場所に行く時に巻いていくに持ってきていたストールを代用したのです。重ね着を駆使しながら寒さをしのぐことはできました。こんな極端な温度差のある旅は早々ないでしょうが、この時、学んだのがレイヤードをうまく利用すれば、ある程度の温度差は対処できるということ。

春や秋の季節、また旅先によっては寒暖差が激しい場所もあります。その時も寒さを優先して荷物を用意するのではなく、レイヤードすることを選択肢に入れておくだけで荷物はコンパクトにできるのです。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/>

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