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この機会に、「モテテク」の限界を知っておきましょう

  • 2018.4.28
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みなさんは、モテテク使ってますか?
私の記事でもこれまで何度もモテテクに特化したアドバイスを書いてきましたが、本当にそれだけ追求してればいいのか?ってところが、少し気になってきたんです。
もっと単刀直入に言うなら、モテテクの限界に気付くべきときがきたというか。
今日は、そんなお話です。

■モテテクの限界

あなたが、好きな人や気になってる人から「かわいいね」と言われたら、どんなリアクションをしますか?
きっと、他の男子から頻繁にそう言われてる子は、全然平気な感じで動揺せずに「うん、ありがとうね」とかサラッと言えちゃうのかもしれませんね。
でもここで、「モテテク」を発動すると、こういうことがオススメされたりします。
「まず『えっ・・・・・・!』って驚いて言葉に詰まりつつ、しばらく沈黙した後、『そんなことないよ! でも、ありがとう』って否定しつつ、最後には必ずお礼で締めましょう」みたいなね。
まさにこれがモテテク。ある瞬間、モテる女子ならどんなことを実践してるか。これをアドバイスして、トレースしてもらって、モテ女子になりきってもらうことを目的としています。


たしかに、その瞬間は、かわいいんでしょうね。だって、それがモテ女子の仕草だから。
でも、モテテクの効き目は本当に一瞬です。


一方で、デートは一瞬じゃありません。何時間も一緒にいますし、それこそデートも一度きりじゃありませんから、何度も会っているなかで、たったのほんの一瞬、モテテクによってかわいさが演出できても、それって全然根本的にかわいくなってはないんです。
まさに、小手先。


もちろん、モテテクを磨きまくって、24時間365日モテテク武装すればいいのかもしれません。
そのために、ハウコレの過去記事を片っ端から読みまくったりすればいいのかもしれません。
でもそれって結局、ハウコレライターたちの亡霊を身にまとっているだけで、あなたがかわいいんじゃなくて、ハウコレライターがかわいいってだけですよね、単に(違うか)。


やっぱり、誰かをトレースして、演技して、それで作り上げたかわいさって、結局は作り物の虚構なのかもしれません。

■最強の「モテテク」

先ほど、すごくモテて、いろんな男子から「かわいいね」って言われる女子を例に出しました。
さっきはああは言いましたけど、そんなモテ女子だって、いざ大好きな人から「今日はなんか、いつもよりもかわいいね」って言われたら、他のどうでもいい男子にそう言われるときみたく、平静ではいられないはずなんじゃないかとも思います。きっと、”非モテ女子”と同じようになってしまうんじゃないでしょうか。


そうです。「好き」っていう気持ちは、モテ女子か非モテ女子かにかかわりなく、その人をかわいくしてくれるんです。


「好き」だからドキドキしちゃう。「好き」だからいつもと違う感じになっちゃう。「好き」だからいつもみたいにクールでいられなくて、ドギマギして不自然な感じになっちゃう。
その、「好き」がゆえにちょっと変な感じになっちゃってるあなたの姿を見て、男子は「かわいい!」って思うんです。
だから私は、相手のことを「好き」であるということが、最大の「モテテク」なんじゃないかなって思うんです。


繰り返しますが、モテテクには終わりがありません。たった一瞬のきらめきでは、あなたを24時間照らすことができないのです。


もちろん、「ここぞ」という瞬間には、他のどんなときよりも「かわいすぎる!」と強く思ってもらいたいと思う気持ちもあるかもしれませんから、そんなときには上手にモテテクに頼ってもいいのかもしれません。


だけれども、それはあくまで補助的なものでしかありません。


小手先のモテテクを駆使しようとするあまり、自然体の「好き」を見せることができなくなったら元も子もありません。本当は、好きな人から「かわいいね」と言われたときのあなたの素の表情が一番かわいいのかもしれないのに、変な演技を挟んでしまったがために、それが損なわれてしまうのは残念です。


モテテクは、用法と用量を守りつつ、が鉄則。まず頼るべきは、自分の「好き」という気持ちであって、それがナチュラルに生み出してくれる「かわいさ」そのものなんじゃないかなーと思うんです。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)



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