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お付き合いは彼氏主導でいい。でも、その代わりに……

  • 2018.4.25
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みなさんの中にも、デートプランに限らず、ふたりのことは基本的に彼に決めてもらうという人もいるかと思います。ただその一方で、「彼に任せて、ちゃんと楽しくて、そしてしっかりと付き合っていけるのかな」と不安を持っていたりもするかもしれません。


そんなあなたは、タイトルのあとにどんな言葉が続くと想像しましたか?
今回は、その答えについて探ってみたいと思います。

「まぐろ」はなぜ嫌い?

男子は、エッチのときにあまり反応がない女子のことを「まぐろ」と呼びます。
まぐろは美味しいお魚だけど、ここではあまりいい意味で使われていない(というかほとんどディスってる)のは明らかです。


では、なぜ男子はこんなふうに彼女たちを揶揄するのでしょうか?
彼女の感じる様子が見たいから? 喘ぎ声が聞きたいから?


こういった答えは一般的ではあるけれど、でも、残念ながら間接的で、核心をついてはいませんね。


自分がエッチの中で彼女に対してすること。
それは手を使うものかもしれませんし、下腹部を使うものかもしれませんし、ひょっとしたら声を使うものかもしれません。いずれにしても”自分→女子”に流れる言動に対して、彼女がリアクションをしてくれることが男子は嬉しくて、反対に、リアクションをしてくれないことが嫌なのです。


だから、彼女がそれに対して気持ちの良さそうな反応を見せてくれればもちろん嬉しいわけですが、それはあくまで、その反応をしてくれること自体が嬉しいわけなので、「こういう喘ぎ声じゃないと男子ウケ悪い」とかそういう小手先のお話は、ちょっと的外れかなって私は思います。

まぐろ彼女で彼は育たない

これと同じことは、実はエッチ以外についても言えるわけです。
男子が女子からの反応を求めているのは、なにもエッチだけではないからです。むしろ、エッチはほんの一部。エッチに限らず、そのデート全体、もっと言えば、ふたりの関係全体について、男子は女子から"自分がしたことに対するフィードバック"を求めている。


そして、フィードバックがほしいのにはふたつ理由があります。


ひとつは、単純にポジティブなフィードバックがあると、嬉しいからです。「よかった。喜んでもらえたなー」って。
そしてもうひとつ肝心なのは、フィードバックがあることで、自分がその子に対して、これから先、どんなことをしてあげればいいかが具体的にイメージできるからです。


何度も言いますが、エッチに限りませんよ?


「そっか、こういうのが好きなんだ」とわかるおかげで、「じゃあ次は、こういうのをやってみようかな」「次はこんなのはどうだろう」といった具合に、彼女に対して与えてあげたいことリストがどんどん膨らんでいくんです。


このリストが膨らんでいくことが、男子が次の、そのまた次の、そのまたまた次のデートを企画していくことの原動力になります。そしてひいては、「彼女とどうやって付き合っていったら楽しいかな」と考えることのエネルギーになっていきます。


あなたの彼も、あなたのためにデートプランを練ってあげることについてはまったく異存ないんだと思います。いくらジェンダーとか大事な時代になっても、恋ってやっぱりそういうもん、なところがありますから。


だけど、そんな彼も、あなたに"まぐろ"でいられるのは困ってしまいます。


そして、困るのはあなたも同じはず。だって、フィードバックしてあげないと、彼はあなたをどんなところに連れて行ったらいいか、どんなことをしてあげたらよいか、そして、どんなふうにあなたとの交際全体をリードしていったらいいかわからないからで、そうなってしまえば、やっぱりあなたも彼がしてくれることや彼との交際そのものを「私の好みじゃない」と感じてしまうことになるかもしれないからです。


「お付き合いは彼の主導がいい。でも、素敵なのがいい」


この一石二鳥がほしい人は、上手にフィードバックを使って、彼をいい方向に導いて行ってあげましょう。「彼を育てる」というのは、「いい男はこうやるんだよ!」って説教くさく言うことじゃなくて、自分の反応を通して、彼に自然と成長していってもらうこと。このことを言うんですよね。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)

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