「モゾモゾ…」「クニャクニャ…」 ちょっと不思議な“ゆる体操”でつらい腰痛を改善！

腰痛に効果のある「ゆる体操」

３月21日放送の『ソレダメ！ ～あなたの常識は非常識!?～』（テレビ東京系）では、腰痛改善に効果のある「ゆる体操」を紹介。少し不思議な動きになりますが、簡単で疲れない手軽な体操です。

この体操を考案したのは、日本ゆる協会理事長・高岡英夫先生。高岡さんはアスリートの指導も行う運動科学総合研究所の所長でもあり、人間の体を知り尽くしたプロフェッショナル。腰痛は日本人の４人に１人が抱えている国民病ですが、ゆる体操は誰でもできる動きで腰の痛みを和らげることが出来ます。

ゆる体操を始める前に、緊張した体をほぐす準備体操「ギュードサー運動」を行いましょう。「ギュー」と声に出しながら肩を上げて、「ドサー」と言いながら力を抜いて肩を下ろす。肩こりに悩まされる人は肩の位置が高いことが多いため、この準備体操で筋肉をほぐしていきます。

「腕支え腰モゾ体操」で楽しく運動

今回高岡先生が教えてくれたのは、ゆる体操のひとつ「腕支え腰モゾ体操」。番組ではイスを使用しましたが、背もたれと同じくらいの高さで安定感のあるものなら机などでも代用可能です。まずはイスの背もたれなどに手を置いて、一歩足を引いて体重を半分だけ腕にかけてください。この時背筋は丸めずに、まっすぐ伸ばして行うのがポイント。「モゾモゾ」と繰り返し言いながら膝を交互に曲げ、腰を左右に揺らしていきましょう。

体がほぐれてきたと思ったら、口に出す音は「モゾモゾ」から「クニャクニャ」に。不思議な動きには視聴者から「本当にゆるい（笑）」「傍から見たらちょっと面白い」「思ったより楽しげな運動だった」と笑いが起きましたが、堺正章さんは「楽しくやらないとね」とコメント。高岡先生は、仕事や家事の合間など空き時間に少しだけでもやることが大切だと説明しています。

腰痛がさらにつらいときにおすすめなのは、寝ながらできる「寝ゆるモゾ体操」。横になった状態でひざを立てて、「モゾモゾ」と言いながら腰を左右に揺らすだけでOKです。朝起きたときにこの体操をするだけでも、痛みが軽くなってスッキリ目覚められるそう。

ゆる体操を実践した人からは、「なんだかリラックスできた気がする」「革命的に腰が楽になった！」「ゆる体操やって初めて体が緊張してることに気づきました」と効果を実感する声が続出。いつでもできるゆる体操で、腰や体の凝り固まった筋肉をほぐしてみては？

 

 

文／プリマ・ドンナ