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原因は爪ではなくて歩き方!? 巻き爪を引き起こす原因と正しい対処法

  • 2018.4.24

巻き爪の原因は爪ではなく歩き方

3月20日放送の『教えてもらう前と後』(TBS系)では、巻き爪の改善方法を紹介。「足のクリニック表参道」の院長・桑原靖先生が、出演者の爪をチェックしながら原因や対処法を解説していきました。

梅沢富美男さんは長年巻き爪に悩まされているそうで、右足の爪がかなり巻いてしまっている状態。爪の端がきれいにカットできないため、やむなく伸ばしたままにしていると語りました。竹俣紅さんは自分が巻き爪だという自覚はないとコメントしましたが、爪を見てみると立派な巻き爪。さらに鈴木奈々さんも、親指の形が変形した“巻き爪候補生”だと診断されています。巻き爪を放っておくと、皮膚に食い込んで炎症になり痛みを伴うように。さらに酷くなると、膿が溜まって悪臭の原因になることも。

巻き爪の原因については「深爪するとなりやすい」という俗説がありますが、桑原先生曰く原因は爪そのものではなく歩き方。特に女性はハイヒールを履く機会が多いため、爪先に通常の何倍もの力がかかって歩き方も爪も歪んでしまいます。また、爪先がとがって狭くなっている靴も足にとってはよくありません。靴と指との間に隙間がなくなり、爪をどんどん圧迫してしまうからです。

正しい歩き方で巻き爪を改善

巻き爪になっている人の歩き方を見ると、地面を蹴りだすときに親指が外側に傾いていました。爪と地面も平行になっておらず、正面から見た親指の形は左右非対称。このままでは爪の両サイドから余計な負荷がかかり、巻き爪はさらに悪化します。

梅沢さんは指が痛くならないようにと爪を伸ばしていましたが、実は巻き爪は伸ばせば伸ばすほど悪化の原因に。切るときは両サイドが尖らないように少しだけ切ることがポイントで、こうすることで皮膚への食い込みを防げます。歩き方の改善方法も簡単で、親指に均一に力が入っていることと、ひざが前を向き両足が平行になっていることを意識するだけ。桑原先生に爪を切ってもらった梅沢さんは、すぐに歩き方が正しいものに治っていました。

桑原先生の簡単な治療とアドバイスには、視聴者から「歩き方だけで治るんだ!」「確かに毎日高めのヒールです」「ヤバい、私の指もちょっと歪んでる…」と驚きの声が続出。「伸ばした方がいいって迷信信じてたけど、切ったら痛みがなくなった!」「意識して歩いたらちょっと楽かもしれない」と、さっそく効果を実感している人も多いようです。

正しい歩き方を意識し、靴に気を使うことで巻き爪は徐々によくなっていくはず。まだ巻き爪にはなっていないという人も、油断せずに姿勢よく歩くことを心がけたいですね。

 

 

文/プリマ・ドンナ

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