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今こそ知ってほしい、恋愛と結婚はどう違うのか?

  • 2018.4.24

恋愛と結婚は違うものである。これが私の今のところの認識です。
ハウコレ読者の中には、「今の彼のことは大好きだけど、このまま結婚することが本当に正解なの?」と不安を感じている人がいるかもしれません。
それはおそらく恋愛の延長線上に結婚があると思っているからなのではないかと思います。実は結婚は恋愛の延長線上にあるゴールではありません。恋愛と結婚は全くルールの違うスポーツである、ぐらいの認識を持っていた方がいいと個人的には思います。
まず結婚相手にすべき人と恋人にすべき人の条件が違います。

■結婚すべき人、恋愛すべき人の違い

一緒にいて安心だなと思える人は恋愛すべき人であり、一緒にいないときに安心できる人が結婚すべき人です。
着飾った自分をアピールしたくなる人は恋愛すべき人であり、着飾らない自分をさらけ出せる人が結婚すべき人です。
この人にならなんでも話せちゃう!と思える人は恋愛すべき人であり、この人のことをなんでも聞こうと思える人が結婚すべきです。
彼だけを愛していたいの!と思える人は恋愛すべき人であり、彼が大切にしたい人も皆全て愛していたいと思える人は結婚すべき人です。
この人のことは信頼できるわ!と思える人は恋愛すべき人であり、この人に信頼される人間になりたいと思える人が結婚すべき人です。
好きなところがたくさんある人は恋愛すべき人であり、許せるところがたくさんある人が結婚すべき人です。

■必ずしも恋愛したい人=結婚したい人、結婚したい人=恋愛したい人、ではない。

しかし、結婚すべき人は恋愛すべき人ではない、ということではありません。結婚すべき人と恋愛すべき人が同時に成り立っている場合もあります。
大事なのは、恋人にするのにぴったりな相手でも、結婚するのにぴったりな相手であるとは限らない、ということを知っておくということです。
これを知らないと、「結婚した途端に彼が優しくなくなった」現象の餌食になってしまいます。
逆もしかり、結婚するのにぴったりな相手であったとしても、恋人にするのにぴったりな相手ではない可能性があるのです。
これを知らないと、セックスレス問題や婚外恋愛(いわゆる不倫)問題に直面することになります。

■お互いにとっての理想のパートナーに努力で近づける

と、ここまで説明すると「彼はやはり結婚すべき相手ではないのか」とか「そんなレア人材に会えるかどうかなんて運じゃないか!」と嘆きたくなっているころかもしれません。
しかし私がこの記事で伝えたいことの本質は、運命を嘆き悲しむことではありません。二人の努力次第では、お互いにとっての理想のパートナーになることができるよ、ということなのです。
結婚してもいつまでもラブラブなカップルというのは、上図でいうところの「レア人材」に出会えた運のいいカップルだと言えるかもしれませんが、その正体は「結婚しても恋人同士でいる努力をしてきたカップル」であり、「恋人同士の時から結婚相手として接してきたカップル」なのです。
恋人であることにあぐらをかかずに、結婚してもいい相手として見てきたかどうか。結婚したことにあぐらをかかずに、恋人として相手を見てきたかどうか。
その二つの努力をしてきたカップルだけが「いつまでもずっとラブラブ」な関係を続けられるのではないでしょうか。
その努力をできる人が世の中にあまりいない、という意味で「レア」なのです。もう一度、結婚すべき人、恋愛すべき人の違いを見てみてください。
あなたのパートナーは両方を満たす人でしょうか。あなたは両方を満たせる関係になるような努力をしたでしょうか。
その自分への問いかけに対する答えこそが、おそらくあなたの望む関係を手に入れるために必要なことなのだと私は思うのです。(川口美樹/ライター)
(ハウコレ編集部)

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