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やりすぎ禁物!ついやりがちな「過剰美容」を心得よう

  • 2018.4.22
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日々のケアを徹底して、常に美意識を保っている女性はまわりからの憧れの的ですよね。しかし、常にキレイでいたいからと、「過剰美容」になっていませんか?美のためだからと思っていても、やりすぎは逆に肌トラブルを起こす危険性もあります。今回は、ついやりがちな「過剰美容」についてご紹介します。

頻繁にパックを使う

とにかく肌を保湿したいからといって、パックを頻繁にしすぎるのはNGです。

美容パックには、さまざまな美容成分が配合されています。それをあまりに頻繁に使いすぎると、いわば「栄養の過剰摂取」にもなりかねません。また、パックに配合されているような特別な美容成分に肌が慣れてしまうと、普通のスキンケアだけでは平常の肌を保てなくなることも。

基本的に、パックは週1回か多くても週2回で十分だといわれています。普段は化粧水や乳液だけでのスキンケアにしておいて、パックはご褒美程度で使うようにしましょう。

また、パックを長時間つけたままにしておくのも肌に良くないです。規定時間以上つけたままにしておくと、かえって肌が乾燥するリスクもあります。パックによって放置時間はさまざまなので、使用方法をきちんとチェックしてその通りに使うようにしましょう。

毛穴パック

肌悩みの中でも、多くの女性が悩んでいる「鼻の毛穴の黒ずみ」。丁寧に洗顔しても、スクラブを使っても、なかなか解消されない頑固な問題のひとつです。

そんな毛穴の黒ずみのケアとして、「鼻の毛穴パック」を頻繁に使っていませんか?たしかに毛穴パックは、ごっそり毛穴汚れや角質が取れるため、ケアした感もあります。しかし、あれだけごっそり汚れが取れるということは、それだけ粘着力や吸着力が強く、肌にも刺激を与えてしまっているということです。使いすぎると、かえって毛穴が広がり目立ちやすくなることもあります。

毛穴の黒ずみケアにパックを使う場合は、2週間に1回程度にしておきましょう。それ以外は、クレンジングや洗顔、スキンケアを丁寧に行うようにして、毛穴の黒ずみを増やさないようにしておくことが重要です。

スキンケア商品を多用する

肌に良い成分を与えたいがために、何種類ものスキンケア商品を多用しないようにしましょう。

スキンケア意識の高い人は、化粧水→美容液→乳液→クリームと段階を踏んで毎日ケアしています。それ自体はもちろん肌にはいいことなのですが、たまに肌を休めることも意識するようにしましょう。

過剰なスキンケアは、肌の皮脂分泌を多くしてしまうリスクや、逆にスキンケア商品によって肌を完全に覆ってしまい老廃物を排出しにくくなることもあります。それを未然に防ぐためにも、たまに肌断食をして、スキンケアのバランスをとってみましょう。

今まで使っていた何種類ものスキンケア商品を一度やめて、そのまま一夜を過ごしてみてください。乾燥肌の人は、特別に乾燥しやすいパーツのみ軽く保湿しておきましょう。そうすると寝ている間に老廃物が排出されるので、朝起きたら丁寧に洗顔をして朝のスキンケアを行ってみてください。

スクラブやピーリングのやりすぎ

日々のメイク汚れや肌の疲れによって、だんだんと肌がゴワゴワ、ザラザラしている感覚を感じることがあると思います。そんなとき、スクラブやピーリングで角質ケアをすると、一気に肌がよみがえりますよね。

ただ、これもやりすぎには注意。スクラブ後の肌のつるつる具合に魅了されて、常にその状態でいたいからと頻繁にスクラブを行うと、肌を傷つけてしまうこともあります。本来、スクラブやピーリングは、肌に溜まった角質や毛穴汚れを落としてくれるものです。1度スクラブケアすると、肌が一掃されます。その一掃された状態のまま、また次の日にスクラブをする…となると、不要な角質汚れがない状態の肌を刺激し、傷つけてしまうのです。

スクラブやピーリングを使ったことのある人は分かると思いますが、粒子が含まれておりザラザラした質感になっています。それを肌の上で転がすとなると、もちろん肌への刺激からは避けられませんよね。

そんなスクラブやピーリングの特性を踏まえた上で、使う頻度は週に1~2回ほどに抑えるようにしましょう。

過剰美容はかえって“汚肌”の原因に

いかがでしたか?

美意識が高い女性ほど、この“過剰美容”の落とし穴に陥りがちです。肌にいいものだとしても、何においてもやりすぎは禁物。かえって“汚肌”の原因を作ってしまいます。

スキンケアに熱心になることは女性として素晴らしいことですが、限度を守り、肌をやさしくいたわる意識で行いましょう!

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