女子からの「優しいね」評価について、男が思うこと

優しい男性は本当に素敵ですよね。その人の優しい部分を知るとどうしても「優しいね」と告げたくなります。
でも、この「優しいね」という言葉、男性にとってはなんとなーく微妙なものなんだとか。
確かに女性も、男性から「優しいね」と言われるとうれしいけれど「もっとこう、ほめる部分はあるんじゃない？」と思ってしまうときがあります。
今回は「優しいね」と言われたときの、男性の気持ちについて探ってみます。

「優しい男」のイメージとは

もちろん、女性に「優しいね」と言われるのはうれしいと感じています。でもそれだけだと物足りないのです。
なぜなら「優しいだけの男はつまらない」から。他になにも取り柄がなく、無害。そんなイメージでとらえています。優しさと強さの両方を兼ね備えてこそ、一人前の男。そう思っています。
優しさだけではなく強さも女性たちに認めてほしいのですね。
「優しい」とは女性からのほめ言葉で、男同士では使いません。男の優しさに注目し、評価しているのは女性。
なぜなら男同士で優しさを発揮することはあまりなく、優しいからと言って男の中で優位に立てないので、たいして注目はされないのです。
ですから、男性は自分の優しさに気づくことは少ないでしょう。女性の「優しいね」で初めて気づくのです。

優しさはカンタン

そして優しさを見せれば女性からの評価が上がることにも気づきます。アピール方法の中で手っ取り早いのが優しさ。
本当に優しくなくても優しそうに見せることはカンタンで、それほど労力はいりません。
才能もいらないので、とりあえず優しい男を演じればいいのです。
だから付き合ってみたけれど、そんなに優しくなかった……ということもあるでしょう。
自分の優しさを意識してアピールに余念がないのは遊び人くらいで、普通の男性はそれほど優しさを意識していないのです。

必要以上に優しさを見せる男って？

必要以上とはアピールです。ある目的のためにだけ女性に優しくする、つまり“女を落とす”ために優しさを武器にする男は要注意。というのは、落としたら優しさはなくなるから。
また“ほかになにもない男だから”というパターンも。遊び人か取り柄のない人かどちらかでしょう。

そんな男性にあっさり騙されてしまう女性も多いです。

本当の優しさとテクニックとしての優しさ

違いをご紹介しましょう。
テクニックとしての優しさ……大きなものからちょっとしたものまで、まんべんなくプレゼントをくれるなど、見栄えがいいこと。大勢の前で他人に親切にするなど、人が見ているときにおこなうこと。
本当の優しさ……手を引いてくれた。ゆずってくれた。または他人にそれをおこなったなど、労力がいる、疲れること。そして誰もそれを見ていないこと。ひっそりと助けてくれたなど、すぐに評価はされないこと。
 
いかがでしたか？
「優しさは評価だけど優しいだけの男と思われたくない」と男性が考えていることと、過剰な優しさアピール男には気をつけること。
よく見極めて、男性の本当の優しさを評価してくださいね。（たえなかすず／ライター）
（愛カツ編集部）