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「大学デビュー」ならぬ「恋愛デビュー」で自分を変えてみない?

  • 2018.4.20
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素敵な恋愛をして、臆病で奥手な自分を変えてみたい、かも。


こんなふうに考えている人もいるかもしれません。
全然いいと思います。恋はキスや性行為をするためだけにするものじゃありません。それを通して、自分の人生をよりよくするためのものだから。


だけどせっかくなら、その恋や彼氏に「変えてもらう」というスタンスじゃなくて、「自分で変えるんだ」って気概でいたいですね。


あなたのことを「こんなふうに変えたい」と心から思っているのは、親くらいです。いい歳になれば、あなたを変えたいなんてそんな超おせっかいなことを思ってくれるのは、自分くらいしかいませんから。


今回は、恋愛を通して自分を変える「恋愛デビュー」の方法について、ちょっとご紹介したいと思います。

■デビューって素敵

ところでみなさんは大学デビュー、しましたか?


私はしましたよ。ちょっと。ちょっとだけね。
で、大学デビューというと種類はいろいろあると思うんですけど、例えば外見なら、茶髪にするとか、コンタクトにするとか、派手なファッションに挑戦とか、そういう感じですよね。うんうん。


でも私は大学デビューで大事だな、いいなって思うのは、外見がいかに劇的に変わるかという点よりも、その原動力になってる「大学デビューしちゃうぞ!」って気持ちそのものなんだと思うんです。


そもそも大学デビューをしようと思うのは、まったく新しい環境、つまり、誰も自分を知らない環境に飛び込むことになるから。ま、だからこそ同じ大学に高校の同級生がいるというのを知ると、なんとかしてでもそいつを入学式初日から退学に追い込みたくなるわけですよね。
誰も私を知らない。みんな過去の私を知らない。だから、自分の好きなようにやっちゃえ!なっちゃえ!という開き直り、図々しさが素敵だと思うんです。


そしてこれは、恋愛でもまったく同じことが言えるはずです。
しかも、出会い系アプリとかで出会った知らない人と会うシチュエーション限定、じゃないですよ?学校や職場ですでに友達や知り合いになっている人とだって、全然アリです。
だって、初めてのデートでさえあれば、誰も”デートのときのあなた”を知らないんですから。
普段学校とかでは静かでも、デートのときに初回から積極的で、明るくて、けらけらたくさん笑ったとしても、誰も「こいつ、無理して自分を作ってるな」なんて思いません。むしろ、「デートだと、こんな感じなのか。いいじゃん」と自然に、というか好意的にすらとらえてもらえると思います。


もちろんデートの場面に限った話じゃありません。好きな人とはじめてLINEを交換して、ふたりきりでLINEをはじめるときだって、リアルよりもLINEだとすごくガツガツいってみたりとか、そういうのもいけますよね。


途中からだと、「なんで急に変わった?」と思われて恥ずかしいかもしれない。だからこそ、恋で変わりたいならぜひデビュー戦から、いきなり仕掛けるに限ります。

■出落ちじゃないよ

けれど、デビューというとなんだか、メッキ感があるというか、そのうち化けの皮がはがれちゃうんじゃないかみたいな不安もあるかもしれません。


本当の自分は、何も変わってないんじゃないの?と。


でも、私はそんなことないと思いますよ。そもそも「本当の私」ってなんだよって感じですし、そんな抽象的で概念的なものよりも、実際に、今まさにひとりの異性の目の前で、今までとは違った自分でいることができているということの方が、ずっと大きな価値がありますよね。人は退化しません。自転車に一度乗ることができるようになれば、何十年乗らなくても、乗れなくはならないんです。大学デビューで茶髪に染めた人が、「髪の色を染めても、本当の自分は染まらなかった・・・・・・。浅はかだった・・・・・・」なんて詩人みたいなことに思い至って、また染め直すなんてことはないわけです(単純に、「やっぱ前の髪色の方が似合うのかなー」と思って戻すことはあるでしょうけど)。


恋愛デビューで、送りたいときに素直にLINEをできたり、会いたいときにそう伝えられたり、デートでは自分がその人とふたりで話したいと思うことを臆せずに話すことができるようになった、これはまさしく、自分が変わったということでしょう。


一回できるようになれば、あとはもらった。
大切なのは、最初の一回きりの勇気だけ。


これは私がいろんな記事でも強調しているエッセンスですが、その一回目を発動するきっかけとして、恋愛デビューはもってこい。
恋がはじまるワクワクは、自分の直したいところ、変えたいところが劇的に変わる予感なのかもしれませんね。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)

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