周りに嫉妬したことある？「他人の幸せが羨ましい」という思考回路から脱出せよ！

友だちの出産、同期の出世…『幸せそうで羨ましい』、『あの子だけずるい』と羨ましく感じることがありますよね。
また、他人に嫉妬している自分をイヤになってしまう、ということも多いのではないでしょうか。
他人の幸せを喜べない自分から脱出して、素直に喜んであげられるステキな女性になりましょう！

表面ばかりではなく裏も見る

他人の幸せを妬むときは、相手の羨ましいと思う一部分しか見ていないことがほとんど。
人は、1つ何かを得ると1つ何かを失ってしまいます。例えば出産。赤ちゃんを抱っこしている友だちの幸せそうな姿を見ていると、かわいい、幸せそう、わたしも産みたい…など、赤ちゃんが産まれたことに対してのことしか見ずに羨ましさを感じてしまいますよね。もちろん出産とはとても幸せなことです。

しかし同時に、毎日のお世話で寝不足になり、自由に遊びにも行けず、赤ちゃんが寝ている数時間の間には家事もしなければいけない…というように、自分の時間というものはほぼゼロに近い状態が何ヶ月も続いてしまいます。表面上は幸せいっぱいに見えるかもしれませんが、それと同じぐらい大変なことも抱えているということも考えてみると、ただ「羨ましい」という感情だけではなくなりますね。

自分と相手を比較しない

あなたは、相手のどの部分を見て「羨ましい」と感じるのでしょうか。

容姿？環境？人格？相手のすべてを「羨ましい」と感じているわけではありませんよね。もし特定の人に対して嫉妬の気持ちが生まれたら、“相手と自分が入れ替わったら？”ということを考えてみましょう。
羨ましい部分だけではなく、すべて。家も家族も友だちも、持ち物すら入れ替わってしまうのです。そう考えると、「やっぱり自分のままでいいや」という風に思えませんか？相手と自分は別の人間。比較すること自体、意味のないことなのです。

「羨ましい」と思う気持ちを否定しない

他人を羨ましいと思うことは、別に悪い事ではありません。自分を刺激するためにも、他人の良いところはしっかり見ておくことも大切です。

「あの子はいつもオシャレでかわいい」
そう思うことで、自分もオシャレに気を遣うようになるのです。『人を妬むなんてみじめ』という気持ちが根の部分に存在しているから、結果的にイヤな気持ちになったりするのですね。

まずは人を「羨ましい」と思う感情を受け入れること。
そして自分もそうなれるよう、出来ることを精一杯やること。
そうすれば、その内あなたが周りから羨ましがられるようになりますよ。
他人への嫉妬心を自分のやる気スイッチに変えてしまいましょう。

いかがでしたか？
他人に対する「羨ましい」という感情は、悪いことばかりではありませんよね。
自分にも起こっている小さな幸せに気付き、周りを見本に前向きに頑張る。
そうすれば、他人にばかり目を向けることなく、自分を高められる女性になれるはずです。

Written by みっこ