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ある日突然届いた手紙…人と人を繋げる川柳の奥深さとは!?【『まりげのケセラセラ日記 』】 Vol.10

  • 2018.4.18

こんにちは、まりげです。

今回はある日突然届いた手紙にまつわるエピソードです。



その手紙はお花屋さんのチラシを丁寧に折って作られた自作の封筒に入っていました。
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本名ならまだしも" まりげ様 "という違和感たっぷりの宛名…ドキドキしながら封筒を開けました。
​​


今年の元旦に、流行語大賞になった
" インスタ映え "の特集記事ということで京都新聞(北部地域限定)にインスタで絵日記を投稿していることを掲載していただいたのです。

照れくさいし、素性がバレると身の回りのことを絵日記に描きづらくなるので本名は伏せていたのですが…


どこからどう情報が漏れたのか分かりませんが、村の人がそのことを知っていました。
( あなどれない田舎の情報ネットワーク )

結局、新聞のコピーを「 こりゃあめでたい! 」ということで村のみんなが読んでくれたようです。

ということはその手紙の送り主は…

私たち家族に、引っ越してきた当初からいつもやさしく接してくれるお隣のおばあさんでした。



そして手紙の最後にはわたし達がリフォームに励んでいる姿を見て、詠んだ川柳が添えられていました。


それからというものおばあさんは川柳を、
わたしは漫画を描いた手紙を渡す楽しみが増えました。


おばあさんの川柳ノートを貸してもらうと、図書館で借りた本から抜粋したことがメモしてありました。
( 出典: はじめて川柳をつくる / 楠本 憲吉)

川柳とは、
【 人間描写 】
【 心のスケッチブック 】
【 暮らしのメモ 】
【 複雑な人生をわずか17文字で単純に表現してみせる】
【単純なことを複雑に、複雑なことを単純に表現する 】

おばあさんと文通をすることで、川柳は普段わたしが描いている3コマ漫画と同じ" 日常を自分目線でおもしろおかしく切り取ろう "という表現なんだなぁ。という発見がありました。


最後に一句。

「 お隣に よき友できて 日々たのし 」 まりげ。
(まりげ)

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