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もう会社辞めたい…それでも私が結婚するまで仕事を辞めなかった理由

  • 2018.4.16

「もう会社辞めて、早く結婚したい」

私がOLとして働いていた頃、毎日このような事を考えていました。私は仕事も出来なかった上にシステム化導入による業務の簡略化で、どんどん仕事がなくなっていきました。仕事が減ると共に、どんどん将来に対する不安も増していきました。

まるで全ての現実から逃れるように、私は婚活に逃げました。しかし私が本格的に婚活をした35歳以降の年齢で遭遇する男性の中には、今まで自分が「結婚するならこの人」と思うような学歴や職業に勤めている人はいませんでした。

「自分が結婚できないのを棚にあげて、相手の学歴や職業で選ぶ権利など無い」と言われてもしょうがないかもしれませんが、当時の私にとって「ある程度名前の知れた企業勤務」「離婚歴なし」「大卒」は譲れない条件でした。しかし、私の年齢ではこのような男性と出会える事すら奇跡になります。

結局、色んなことを諦めて「自分に声をかけてくれる人」という最低条件のみで活動せざると得なかった日々が続きました。はっきりいって地獄でしたが、それでも私は寿退社をして仕事を辞めたいと思っていました。

今回は、そんな私が「結婚するまで、何が何でも仕事を辞めなかった」理由を紹介したいと思います。

婚活で必ず問われる「何の仕事しているの?」の為

婚活パーティーや合コンでは、必ず男性側から「何の仕事しているの?」と聞かれます。当時、私は仕事を辞めてフリーライターとして独立する道も考えていました。しかし、婚活で知り合った男性に「将来は、仕事を辞めてライターになりたい」といった途端怪訝な顔をされて音信不通になるという事が後を絶ちませんでした。「小説書くのが趣味」と言えば「小説って、変わった人が書くものだよ」と言って鼻で笑われた事もありました。

企業に勤めるサラリーマンにとって、フリーランスの仕事や小説は「得体のしれない世界」だし、理解したくても出来ないんです。ライター業界の大変さを分かち合えるのは、Twitterで知り合ったライターの仲間達。友人に伝えても不思議な顔をされるのに、初対面の男性なんてもっての他でしょう。

当時の私は、街中のビルの中にある企業に勤めていました。勤務先と場所を伝えると「凄い!都会のビルで働いている女性なんて、憧れだ!」と言われる事も多かったんです。彼らは、私という存在よりも「都会のビルで働くOL」というキラキラしたイメージに惚れていたんだと思います。

その頃の私は、もう35歳も過ぎていたし「自分から、唯一イメージアップ出来るものを消してはダメだ」という思いで一杯でした。

40歳手前で仕事を辞めた女性は「この人、何かあったのかな?」と思われそうで

私がズルズルと転職に踏み切れないまま仕事を辞めなかったのは、自分にスキルが無くて自信がなかったからだと思います。今は結婚して仕事も辞めてから、資格勉強などに取り組む事ができているのですが、当時は「この年齢で仕事を辞めたら、もう次の仕事なんてないんじゃないか」と思ったからです。

特に婚活パーティーでは、絶対にプロフィールカードに自分の職業や学歴を書かないといけません。ここで、自分の職業が何も書けなかったり怪しまれる職業だと不利になってしまうと思った事を覚えています。

もう会社辞めたい・・・それでも私が結婚するまで仕事を辞めなかった理由まとめ

私が結婚するまで仕事を辞めなかった理由は、結婚するまで「都会のOL」を売りにしたかったからだと思います。勿論、35過ぎた女性が「都会のOL」という肩書だけでは婚活が上手くいく事はありません。

それでも、地方に出向くと男性側から目をキラキラされて喜ばれるんです。だから、きっと結婚って「その後の生活がイメージできるか」も大切なんだけど、男性側から「声をかけたい」と思われる人にならなければ声すらかけられないのだと思ったんです。

今回は、私の非常につまらない独りよがりな婚活談義を話してしまい申し訳ありません。ただ、最近は仕事が嫌になるとすぐに辞めてしまう独身女性が多いように思うんです。まだ20代なら、いくらでもやり直しがきくのですが30過ぎると正直仕事も婚活も厳しくなってきます。

もし、「仕事を辞めたい」「結婚したい」という思いがダブルで来た場合は、まず仕事を辞めてからの婚活プランなどを紙に書いたりして、具体的にイメージしておく事をオススメします。

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