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お金の神様に愛される!?お給料が安いという悩みを解決する方法

  • 2018.4.14
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世の中には、本人的には切実な悩みだけれども、その角度で悩んでいても答えが出てこない悩みというものがあって、お給料が安いのをどうしたものかという悩みも、まちがいなくこれに該当します。

じゃあどういう角度で悩むといいのかといえばですね……と、立派なことを書こうと思ってしばらく考えましたが、なにひとつ立派な考えというものが浮かんでこないので、今回はいつにも増して、平たいことをまるっと書きたいと思います。

たとえばエステティシャンで年間の給料(額面支給額)が250万円の人って、手取りで16万とかそれくらいかもしれなくて、それくらいの手取りであっても彼氏と同棲しているから16万でじゅうぶんと思っている人もいれば、表向きは満足していても、ふとしたときに、結婚までにもっと貯金しておきたいからもっと稼ぎたくて、でもどうすればお給料が上がるのかがわからなくてひそかに悩んでいる人もいるでしょう。

もっとも簡単な「お給料が安いという悩みを解決する方法」とは、新しい考え方を採用することだったりします。

たとえば月16万円の給料(手取り)を、自営とかフリーランスでとろうと思えば、これまたたとえば月の売上を160万円くらい作らないと無理ということもあるわけですよ。売上の1割を自分の給料と設定するのが妥当な職種ってあるから(原価率とか粗利率とかによるけど)。

なので、毎月多かれ少なかれ不満があっても、会社からあなたの口座に確実に16万円が振り込まれている人は、その金額が不満で会社を辞めて自営になった場合、毎月160万の売上をしないと同等の給料がとれない、ということも言えるわけです。

自営で毎月160万の売上をするのって、なかなか大変だよね。たとえば自分でエステのお店を開いて、集客し、施術も片付けも戸締りも火の用心もクレーム処理もぜんぶぜんぶやって、月末に経理を締めたら売上が160万円って……どうやってそんな大金を売り上げるの? みたいな話だったりもするでしょ。

単純に月20日稼働で計算したら、1日あたり8万円の売上をしないと月160万にならないわけだし、8万円/日って、それ、4万円のセレブエステだとしても1日に2人のセレブが来ないと無理でしょ?

多少お給料に不満があっても、毎月きちんと入ってくる16万円は、貴重すぎるほど貴重なものであって、それに対して安いという不満は適応されないというのが、自分のお給料のひとつの見方です。とくにフリーランスや自営業の人のなかに、こんなふうに言う人がいます。

だからお給料の金額に不満があっても、そのへんはまるっとやり過ごして、社長に感謝しておくといい、という考え方ということです。

それでも給料の安さが不満な人の中には、資格をとってもっと給料のいい仕事に転職するというのが、おそらく今の時代のメジャーな方法で、これは資格によるはずですが、わりと手堅い選択だろうと思います。

たとえばゼロベースから看護師の資格をとるのはお金もかかれば時間もかかるので大変ですが、とってしまえばある程度のお給料が保証されていて、少なくとも毎月の手取りが10万円台という人は、いるのかもしれませんが、あまりそういう話は聞かない。看護師の給与について、世間は「男並みの給料」と言いますよね(ざっくりした言い方だ)。

資格というものを拡大解釈したとき、「自分ができることを増やしていく」というふうにも言えるわけで、資格の勉強をしている人はつまり、できることを増やしていっている、つまり自分という人間をつくっていると言えるわけで、ここが給料に不満を言う人と言わない人のちがい。

つまり今の自分の限界値が16万円なわけであって、自分がもっとでっかく大きくなったときには、自分という器の中に40万円でも50万円でも70万円でも入るようになる可能性があるわけです。だから必死になって自分という器を磨く人がいるってこと。

と考えたら、女子がわりと苦手なというか、メディアが女子に嫌われることを恐れてあまり言わない、努力とか勉強とかそういうことをしないと、いつまで経っても安い給料に不満を言うことになるんじゃないのかなと、余計なお世話的なことを考えてしまいました。

こうやって原稿を書く商売というのは、ある意味では人気商売だから、ぼくだって女子ウケする耳障りのいいことだけを書きたいと思うけれど、でも、お金が入ってくる器を大きくしないとお金って入ってこないというのも、昔から言われている真実なわけで、ライトな自己啓発的な甘美なウソを書きたくないので、今回は「自分をつくっていけば自然とお金は入ってくる」と言い切ります。

自分をつくっていく中で、気がつけばより高いお給料の会社に転職できる自分になっていたり、恋愛面でいえば、愛され彼女とか、プロポーズされる方法とか、浮気される女とされない女の違いとか、運命の相手とかというワードで、ググることが減るはずです。

自分をつくるって、これまた女子ウケしないことを保証して言うなら、自分の人間性を鍛えるということだから、自然と誰からも愛される人格になるのです。誰からも、の、誰、の中には、当然お金の神様も含まれているはず。(ひとみしょう/文筆家)

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