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三回目のデートを逃してはならない!恋の法則“三度目の壁”を突破せよ!【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.7】

  • 2018.4.14
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よほどの一目惚れでない限り初っ端から「好きだ」と言ってくる男はほぼいない。

男性の多くは三回目のデートでコクってくることが多いものだ。

 

一回目のデートでまず様子見二回目のデートで見極め三回目のデートで告白

……と、こんな流れだろう。

仮に「付き合って」という告白がなかったとしても、キスしてくるだとか、抱きしめてくるだとか、一回目二回目のデートではしなかった“なんらかのアクション”を起こしてくることが予想される。

なぜなら一般的に男が好意や下心を抱いていない女を三回目のデートに誘うことはほぼないからだ。よっぽど暇を持て余しているならアリかもしれないが……そんな暇な男となどあなたのほうが願い下げだろう。

なぜ、恋愛ルートは三回目なのか。

日本人は何かと“3”という数字にこだわる習性がある、ということが一役買っているかもしれない。

ことわざでも

「早起きは三文の徳」「石の上にも三年」「仏の顔も三度」「居候三杯目にはそっと出し」……とまぁこんなふうに“3”はよく引き合いに出される。

日本人にとって“3”はキリのいい数字。物事の節目やケジメをつけるのにちょうどいい数字なのだ。

またそれだけではない。

日本では3という数字は昔から“神聖なもの”“縁起の良いもの”ともされてきている。

「七五三」「三々九度」「御三家」「三拍子」「三本締め」「三種の神器」など挙げられる。

 

そんな“3”が縁起のいい数字なら、恋愛においても縁起がいいはずに違いない!

ここは男性から三度目のデートで告白を受けるべく、一度目二度目のデートから、なんとしても三回目へのデートにつなげなければならない。

一回目二回目で「あ、コイツなんか違うかも」と感じさせてしまったら縁起のいい三回目はないのである。

今回は“女が三回目のデートにこぎつけるためにすべきこと”を講義しよう。

一回目のデートでは「俺と居て楽しいんだな」と思わせること!

・「デート中にこっちが彼女を誉めたときにはにかんだ笑顔を見せてくれたり、素直に嬉しそうな顔してくれたり、あと自分が聞いたちょっとした質問に対して楽しそうに受け答えてくれる女性には好意を感じます。男はそんな様子を見て『俺と一緒にいて楽しんいんだな。コイツ……』って自惚れられる(笑)」(30代男性/貿易)

 

――男がいうところの“フィーリングが合う女性”っていうのは結局“自分と一緒にいて楽しそうにしてくれてる女性”ってこと!

波長が合う感覚を感じ取るのは、女側のナイスリアクションに掛かっているといってもいいだろう。

男は自分の発言や取った行動に対して喜んでくれてる女性を見て嬉しくなるのである。

自分の話を「それでそれで」と聞きいってくれたり、「やだ~~~◯◯くんってば」と目を丸くして驚いてくれたり、すごくウケてくれてる手応えがあると、男はさらに張り切ってしまうもの。

 

男の前で楽しそうにリアクションができ過ぎる女というのは“ほぼ女には嫌われる”が、男には確実にモテる!!

 

反応がいいとますます構いたくなるのが男というものである!

「なんだか俺だけが楽しいだけで、彼女はそうでもないのかも……」と思わせてしまったら最後、男はあなたに告白することを取り消すだろう。

楽しそうにしている顔を彼の前で見せなければ男は勇気を出せないのである。

二回目のデートでは「俺のこと好きかも?」「俺に気があるかも?」と思わせること!

・「男って意外とヘタレで臆病なんです。デートしてて少しでも『俺のことはそれほど好きじゃないのかな』とか『別に俺じゃなくても良かったのかな』なんてよぎるといくら好きな女性でも前に進めない。男は全然チャレンジャーじゃないんです」(30代男性/公務員)

 

――男性は気になる女性に対して真正面から押していくわけではない。

ガンガン押してくる、しつこく攻め寄ってくるのは浮気や不倫したくてたまらないオッサンくらいなもので、イマドキの男性は「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」なんて思っちゃいない。恋愛に対して案外保守的である。

だからこそ

「もしかしたらこの女、俺に気があるのか?」

と思わせることが重要。

男は「多分イケるだろう」という可能性がなければ「付き合ってほしい」ということは言い出しにくい。

彼にちゃんと気をもたせることこそ、三度目のデートでの成功が望めるのだ

男の気を持たすことを匂わすのに一番てっとり早いのはボディタッチだろう。

あなたの方から男性に触れてあげるのだ。

殆どの男というのは女性からのボディタッチにしっかり騙されてくれる。

「もしかしたらコイツ、俺に気があるのか?」

「俺からも触れていいというサインを出されてるのでは?」

「キスしてもいいんじゃ?」……と男を確実に舞い上がらせてしまう。

しかし、目的はあくまで相手に気をもたせるだけ。

決して自分のほうから「好き」という言葉を発してはならない。

男性は相手から惚れられているという確信を持ってしまうと「手に入れたい」と思わなくなる。

もうすでに手の内にあるものに対して頑張る必要などなくなってしまうからだ。

「……多分、俺のこと好きかもしれないけど本当どうかよく分からない」からこそ俄然やる気になるのだ。

もし自分からボディタッチが出来ないようなら彼のパーソナルスペースに飛び込もう。

飲食店では対面でなく横並びの席を選ぶとか映画デートをするとか……自然にお互いの体がぶつかる距離になるよう工夫すべし。

“触らせてもらえそうな女”になってあげることで彼は期待を持つことがデキる。

 

神崎桃子が声を大にしていいたいのは「男が動こうとするのは“この女、もしかしたら落とせるかも……?”と感じた時だけである」と言うこと。

どうか肝に命じておいてほしい。

恋愛において3は運命の分かれ道~「三度目の正直」を本物にしよう!

何事も、 三回はちょうどいい頃合い。

そう、「三度目の正直」というではないか。

「三度目の正直」とは一度や二度は当てにならないが、三度目は確実であるということ。

転じて、物事は三度目には期待どおりの結果になるということである。

一度目に二度目ではまだ手探り状態でも三回目のデートでは互いの距離感も縮まり、彼に「この先もずっと一緒にいたい」と思わせることができれば大成功!

男としての自信を持たせてあげれば彼はあなたにちゃんと告白してくるはず。

あなたの三度目の健闘を祈る。

(体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子)

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