矢野経「国内鞄・袋物市場に関する調査結果2014」発表、景況改善とインバウンド需要でインポートブランド市場3年連続拡大

矢野経済研究所は、「国内鞄・袋物市場に関する調査結果2014」を発表。鞄・袋物及び服装用ベルト業界関連企業(メーカー・卸売業・小売業)へ2014年9月~12月の期間に行った独自調査をまとめた分析レポートとなっています。

今回の調査結果サマリーは以下の通り。

| ‹ 2013 年度の国内鞄・袋物市場規模は前年度比107.5%の1兆56億円、市場規模は1兆円台を回復
2013年度の国内鞄・袋物の市場規模は、小売金額ベースで前年度比107.5%の1兆56億円であった。景況感の改善による国内消費の回復と、訪日外国人観光客の増加に伴うインバウンド需要の拡大により、インポートブランドを中心とした高額商品が好調な売れ行きであったことから、市場規模は1兆円台に回復している。国内の流通小売業各社は、こうしたインバウンド需要をより獲得する為に買い物をし易い環境を整えており、2014年度の国内鞄・袋物市場は、小売金額ベースで前年度比106.7%の1兆728億円になると予測する。

| インポートブランド市場は3年連続で市場規模拡大
2013年度のインポートブランドの市場規模は、小売金額ベースで前年度比115.0%の4,786億円と推計し、3年連続で市場規模が拡大した。インポートブランドは、日本人だけでなく訪日外国人にも人気が高く、なかでも購買意欲の高い中国人富裕層が、銀座や心斎橋などの都市部の百貨店やインポートブランドの路面店で単価の高いアイテムを購入していることも、インポートブランドの売上拡大につながっていると考える。

市場拡大要因のキーワードは、景況感改善による富裕層と中間所得層の積極的な消費と中国人富裕層を中心とした訪日外国人によるインバウンド需要拡大の2点です。これにより、インポートブランドがプラス成長を遂げる一方で、消費嗜好の変化によってブランド離れが進み、百貨店の売り場も減少しているライセンスブランド市場は、前年比98.5%の1,260億円と規模縮小が続いています。また、ドメスティックブランドは、各社により自社ブランド育成・強化が行われており、好調を推移しています。

同市場は、今後もインポートを中心として高額商品が好調を維持すると分析されており、2015年の動向もブランドや流通各社のマーケティング施策に注目することができます。

・矢野経済研究所「国内鞄・袋物市場に関する調査結果2014」
http://www.yano.co.jp/press/press.php/001349

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提供元: F.M.J.の記事一覧はこちら
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