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春ストレスに要注意!質の良い睡眠で疲れをリセットする方法

  • 2018.4.13
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春は環境の変化によって心身のストレスを受けやすい季節です。質の良い睡眠をとって疲れをしっかりリセットしましょう。早寝早起きをし、睡眠をしっかりとると心身が安定し、ホルモンバランスが整い、痩せやすくなるというメリットもあります。良質な睡眠を促すためのポイントをお伝えします。

早めの就床で心身の安定と美しさを保つ

深い睡眠を促すメラトニンというホルモンは、22時~2時に最も分泌されます。また、身体や脳の疲労の回復、免疫力を高める働きのある成長ホルモンも同じ時間帯に最も分泌されます。成長ホルモンは、美肌や老化防止だけでなく、不妊症や肥満の改善にも効果があります。何時間寝たではなく、何時に寝るかがとても重要です。

夜遅くまで起きていると体内時計が乱れ、食欲が増し、間食したくなるので、太りやすくなります。5時間以上寝ると代謝が上がり痩せやすくなります。就床時間を早め、早起きをし、朝日を浴びて体内時計をリセットすると代謝が上がって太りにくくなり、心身の安定に繋がります。

夕食

夕食を食べ過ぎると睡眠に影響を及ぼします。食べ過ぎないようにし、寝る2~3時間前には済ませられるといいでしょう。

●睡眠をコントロールする栄養素

セロトニンの原料である、アミノ酸のトリプトファンやビタミンB6を意識的に摂りましょう。

・トリプトファンを含む食材・・・乳製品、豆類、大豆製品、赤身の魚、肉類

・ビタミンB6を含む食品・・・・種実類、青背魚、米、小麦胚芽、はちみつ

・精神の安定を促す食材・・・鶏肉、卵、牛乳、チーズ、小魚、かき、れんこん、蜂蜜、クコの実、なつめ

・安眠を促すハーブ・・・バジル、ローズマリー、カモミール、パッションフラワー、せり

●入眠前の飲食

入眠前のコーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインを含む飲み物やお酒の飲みすぎは、良質な睡眠を妨げますので注意しましょう。

眠れない時は、カモミールティーや、牛乳にサフランを少量入れ沸騰直前まで温めたサフランミルク(お好みではちみつ)を飲むと落ち着きます。(リフレッシュしたい時は豆乳、リラックスしたい時は牛乳がおすすめです。)

お水を飲んで、深呼吸を3回行うだけでも心が落ち着きます。ただし、寝る前に必要以上に水分を摂取すると就床中にトイレに行きたくなり、睡眠の質を妨げてしまうので、適量を心がけましょう。

お風呂で身体を温める

忙しかったり、暑くなるとシャワーで済ませてしまう方も多いかと思いますが、湯船に浸かると疲れがとれやすくなり、寝つきも良くなります。寝つきが悪い方は、ぬるめのお湯にゆっくり入浴しましょう。

後頭部が凝っていると眠りが浅くなるので、首の後ろに蒸しタオルをするのも効果的です。バスタブのへりを使用し、首に温めたタオルを当てて行います。お風呂に入れない時は、部分浴を行なったり、蒸しタオルやホットパックで首の後ろを温めると良いでしょう。

アロマを活用する

・ストレスや不安をおさめる・・・ラベンダー、ユーカリ、ネロリ、スイートオレンジ(お子様に)

・心配ごとがあったり、強いストレスには・・・クラリセージ、ゼラニウム

・寝つきが悪い時・・・マージョラム、サンダルウッド、カモミール

●使い方

アロマオイルを、オイルや塩に混ぜ希釈したものをお風呂に混ぜて入浴したり、アロマポットなどの芳香浴(ろうそくの時は火に注意)、色のついていないオイルでしたら、枕に1滴垂らして寝るとさらにリラックス出来ます。

※アロマオイルは、体調や状況により使用を避けた方が良いものもありますので、確認してから使用しましょう。また垂らし過ぎは逆効果になりますのでご注意下さい。

就床する1時間前からブルーライトを避ける

TVやパソコンなどのブルーライトには覚醒作用があり、眠りの妨げになります。質の高い睡眠を求めるのであれば、寝る前は避けた方が良いでしょう。

一日の振り返りをして眠る方も多いかと思いますが、反省ばかりだけでなく、うまくいった事や良かった事なども振り返りながら、前向きな気持ちで入眠できるようにしましょう。

ストレスなどにより気になる症状が出ている方は、早めに病院を受診しましょう。一人暮らしでない場合、早く寝るには家族や同居人の協力と理解も必要です。何事も一人で抱えすぎず、家族や恋人、専門家の力を借り、周りの方に大変さを分かえると良いですね。

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