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彼の言動で見抜ける「遊びの恋・本命の恋」

  • 2018.4.10

男女ふたりの気持ちがしっくりくる恋を、ここでは本気の恋と呼ぶことにしましょうか。しっくりくるというのは、相手の誠意のありかや、その量がなんとなくわかる、ということです。
今回は、遊びの恋と本命の恋(マジな恋)を、彼の言動で見抜いちゃえ! というテーマでお届けします。
あなたが「彼って、わたしのことを本命の彼女だと思ってくれているのかしら?」と悩んでいるケースは、男心から見た場合、たいてい遊びの恋だったりするかもしれませんよ。
さっそく見ていきましょう。

■LINEの返信が遅いのは遊びの恋

わりとよく来る相談メールに「彼からLINEの返信がありません(あるいはめちゃ遅いです)。彼って本気でわたしのことが好きじゃないのでしょうか」というものがあります。残念ながら、彼は本気であなたのことが好きじゃないんですね。
本気で愛している彼女から「今週の金曜日会える?」とLINEが来たら、ソッコーで返すのがマジであなたに恋している男です。トラック運転手さんは、運転中に彼女からLINEが来たら、次のサービスエリアに車を止めるまで返信できないので、返信が遅いはずですが、それでもしかるべき時にちゃんと返信が来ます。
返信が遅い彼って、相手に対する想像力が働いていないんですよね。つまり「彼女はおれの返信を待っているにちがいない」と思えない。相手に対する想像力がオネムということは、つまるところ、彼にとってあなたは「その他大勢のうちのひとり」です。

■煮え切らない態度を示すのは遊びの恋

これもよく来る相談メールです。彼と半年付き合っていても、デートの約束にYESでもNOでもなく、デート当日になって彼女が「ねえ、わたし、待ってるんだけど」と怒る……みたいなパターン。
あるいは彼女が「そろそろ結婚でも」と思って、『ゼクシィ首都圏』を彼に見えるように置いていても、その上に鍋なんか置かれたりして鍋敷きになっちゃってるパターン。こういうのはもう遊びの恋です。
でもこれって、遊びだから諦めるしかないということもなくて、彼の恋心をたきつけてやるとうまくいくかもしれません。男子ってわりとのらりくらりしているところがあるから、頭から冷や水をぶっかけて「しっかりしんしゃい!」と、彼女に叱られないと動かないところがあるから。

■甘い言葉をささやくのは遊びの恋

不倫で「おれには君しかいないんだよね。もう妻とは3年もエッチしてないし」とか言う男に限って、何か月か経てば「ヨメが妊娠して3人目の子供ができてさあ……もうお金が大変だよ」と言います。彼はお金が大変かもですが、不倫相手の女子はもう生きていること自体がまるっと大変だったり、そうでもなかったり。
「おれには君しかいないから」「君はおれの天使だ」なんてのは遊びです。もちろんこういう遊びから入って、のちに本気の恋になるケースだってありますが、最初から地に足をつけて生きている(恋している)男子は、もっと別の言葉で恋心を表現します。
別の言葉というのは、なにも俳句を詠むわけじゃなくて、どちらかといえば、相手の人格をリスペクトしているような言葉を使いますよね。たとえば天使じゃなくて「いつもありがとう」とか、ありふれた平易な言葉を使います。そしてその言葉に奥行きがあります。
 
いかがでしょうか。
本文にも書きましたが、遊びの恋だからといって、なにも悲しむことはないです。彼の恋心(というか、しっかり生きねば!という気持ち)をたきつけて、煽ってみるといいです。
それでも彼の恋心が遊びモードから進化しないようであれば、「わたし、ほかの男子と付き合うから」と言うといいです。彼女に去って行かれた彼は、そのときはじめて「真剣に生きないと!」と焦るから。男の人生のキーワードって、うっかり、と、手遅れ、だから。(ひとみしょう/文筆家)
(愛カツ編集部)

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