【男研究】出会いの季節！男が初対面でチェックしているポイント

男が初対面でチェックしているポイントって、たとえばその女子の歯並びだったりします。歯並びがいいと、どこかしら品がいいというかお育ちがいい感じに見えて、おれもこんな品のいい女子に出会えるランクの男になったんだと、ひとりごちているのかもね。
おっぱいのサイズ感。これもしれっとチェックしている男がいるはずです。
なにも大きいのがいいとか、大は小を兼ねるとかと信じている男だけじゃなくて、微乳が好きな男子だって「大きすぎないこと」をチェックしていたりします。
同様に、女子が後ろを向いたときにお尻の大きさをチェックするとか、そのとき一緒に、フルバックのパンツなのかTなのかYなのかを透視気味にチェックする男もいると聞きます。これ、チェックして、なんの意味があるんやろ？

「ヤレそうかヤレなさそうか」という雰囲気

と、まあ、ここまでの話はネット上によく出ているので、今回は、いつもこの『Grapps』をお読みいただいている敬愛なる読者への御礼をかねて、ちょっと他では聞けないであろう話をしたいと思います。あくまでも「であろう」ですが。
男が初対面でチェックしているのって、ポイント(つまり、どこ)というより「ヤレそうかヤレなさそうか」という雰囲気だったりします、というお話をします。
と書くと、男はいつもセックスのことばっかり考えていてスケベでどうしようもないヤツだと思う女子も出てくると思いますが、でもヤレるかどうかで判断している「女子」だっているわけでして、文句を言うのはけっこうですが、主語を「男は」と、男限定とするのはいかがなものでございましょう。

相手が自分にどこまでの好意をもってくれているのかの基準

ヤレるかどうかというのは、つまり己の性欲を満たしたいという気持ちがメインじゃなくて、なんというか、相手が自分にどこまでの好意をもってくれているのかという「どこまで」の基準をわかりやすく、かつ直感的に感じたときに出てくる言葉でございましょう。
あるいは、相手のことを生理的に受け入れることができるかどうかという基準を、ごく短い時間の中で(出会った直後0.2秒くらいで)頭の中でまるっと要約したらこういう言葉になる、ということ。
ふと直感的にヤレるかどうかという言葉が出てくる時点で、いつもスケベなことしか考えてないのだろうと言われたら、ええまあ、そのとおりです、としか答えようがないですが、まあそういうことでございましょう。

男が難しいのは「それをやりすぎても性欲が萎える」こと

ヤレそうかどうかという基準って、歯並びがよく、おっぱいがそれなりにそこに存在し…というような具体的なパーツの配置具合の総合評価ともいえるわけですが、男がむずかしいのは「やりすぎているそれを見ても性欲が萎える」ことです。
なんとか姉妹みたいにおっぱいを強調しすぎても「ちょっと」となる、というのは極端な例だろうと思いますが、全身をキメッキメにして隙がない女子を見ると、男は「この子、金持ちの彼氏がいるのかな、それとも昼の仕事が終わったら、夜はキャバクラでバイトしてるのかな」と思ってしまって戦意喪失しちゃうこともあります。もちろん、反対にいけると思う男子だっています。

初対面の男ウケがいいキメ具合

で、おそらく女子としてどの程度キメるのが、もっとも初対面の男ウケがいいのかを知りたいのだろうと思いますが、これがハッキリいってよくわからない。
男だって、どれくらいキメると女子ウケがいいのか知りたがっているのですが、あなたは「これくらいが女子ウケがいいです」と言い切れるなにか明確な基準をお持ちですか？
きっと「わたしの場合はこうです」とは言えても、女子全般がもっている基準となると個人差がまるっと邪魔をして無理でしょう？

ぼくもいろいろ考えましたが無理でした。
唯一言えることは、「そういう行為」がそこまで嫌いじゃなさそうな雰囲気をもっている女子に対して、男はヤレそうと思います(あるいは頻繁に誰かとそういう行為を楽しんでいる女子でありそうだという確信めいたものが頭をよぎったときとか)。
ということで、男子って、初対面の女子の、セックス好き度とか、昨夜のセックスの満足度を、その全体の雰囲気からチェックしているという結論になってしまいましたが、いかがでございましょう。(ひとみしょう／文筆家)