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出会ったばかりの頃のデートは、「ふたりが笑顔になれる場所」へ

  • 2018.4.8

出会いは、はじめが肝心ですよね。


「この人ってどういう人なんだろう」
「この人と過ごす時間って、どういう感じなんだろう」


これからその相手と関係をどうやって深めていくか、いえ、そもそも深めていきたいか、そういう恋愛における第一印象をズバッと方向づけるのが、出会ったばかりの頃のデートの役割です。


そんな大切なデート、あなたならどんな場所に誘う?
相手が場所を選んでくれるとしたら、どんな場所をリクエストする?
カップル定番の公園? しっぽりバー? おしゃれカフェ?


私なら、絶対に「ふたりが笑顔になれる場所」を選びます。

笑顔でいられれば、きっと幸せだ

カップルにとって一番な大切な要素って、きっとふたりが笑顔になる瞬間です。
こんなこといちいち私が偉そうに言うまでもないけれど、カップルには、付き合っていく中で必ず山もあれば谷もあります。


浮気の不安、マンネリ、元恋人の影、ケンカ、すれ違い、気持ちの波、隠し事、束縛、仕事による多忙、遠距離、価値観の衝突、結婚までのビジョンの違い、親の問題、異性からのLINE、彼がゴムをつけてくれない、セックスレス。


パッと5秒くらい考えただけでもこれくらいがドドっと思い浮かんで来ますが、それくらい、恋愛というのは悩みで満ち溢れています。


形もない「ふたりの愛情」というおぼろげな糸でつながれただけの絆を、ずっとずっと長い期間守り続ける必要があるのですから、そりゃ大変なことばかりなのは当然ですよね。ときには泣きたくなったり、というか泣いてしまって「どうしてこんなに恋は辛いの」と自分の支えになってくれるはずの恋を呪ってしまうことだってあるかもしれません。


だけど、一緒に隣に座って、ふたりで笑顔になれたら、それだけでこれまでの嫌なことが一瞬で吹き飛んでしまって、「やっぱり恋って幸せだわ!」と呆れるほどのスピードで手のひら返しをしてしまえる。これが恋の不思議。もちろん、笑顔のデートが終わってバイバイした後には、またさっきまでの不安がぶり返してきてまたちょっとブルーにはなるんだけど、さっきの笑顔のおかげで「大丈夫。頑張ろう」と前向きに思えるようになっている。


笑う門にはなんちゃらといいますが、それは”私個人”でとらえたときだけではなく、”私と彼”という二つの存在をあわせてみたときにも、同じことが言えるはずです。


だから、一緒に笑顔を共有できるカップルは、ずっと幸せです。そんなカップルにも不幸や苦悩や困難がやはり訪れますが、乗り越えていけると思うんです。

「ふたりの笑い方」を学ぶ

だから、私が序盤のデートで笑顔になれる場所をおすすめするのは、ただ単に「笑顔になる」→「楽しい」→「この子といると楽しい」→「好きかも」というよくある気持ちの連鎖を狙っているからじゃありません(もちろんそれも狙ってはいますが・・・・・・。大事だよね。それも!)。


例えばいきなりディズニーに行ってみましょう。ちょっと早いかもしれないけど、行ってみましょう。


ディズニーなんて楽しすぎるんで絶対に笑顔になれると思うんですが、それでも、”笑顔になるタイミング”はやっぱり人それぞれです。


ジェットコースターで最高に笑顔になる人もいるかもしれません。パレードで一番笑顔になるかもしれません。それとも、ディズニーに行く前のミッキーの電車や、ひょっとしたら新宿駅中央線のホームからすでに満面の笑みになる人だっているかもしれませんし、せっかくのディズニーなのに、キャラクターやアトラクションには目もくれず、「歩き疲れたわー。人多いし」なんて文句を言いながら、チュロス片手に相手とふたりで話している時間が何より楽しそうな人もいるかも。


もちろんディズニーじゃなくてもよくて、カラオケでも、スポッチャでも、ゲームセンターでも、なんでもいいと思います。


とにかく、笑顔になる瞬間をたくさん作りながら、「この人はこういうところで笑うんだ」にはじまり、「私とこの人は、こういう瞬間には、ふたりとも一緒になって笑っているな」まで、”ふたりの笑顔のバイオリズム”を掴んでいく。


相手が、そしてふたりが、いったいどんな瞬間に笑顔になるだろう?


友達から恋人になるまでのプロセスで、これをお互いに掴んでいるということ。これは胃袋を掴むなんかよりもよっぽどすごいこと。まだお互いに相手の全部は知らないかもしれないけど、少なくとも、相手と自分と、それからふたりの幸せのお作法は知っている。


こんな書き出しではじまる恋は、きっと最高に幸せなんじゃないかと思うんです。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)



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