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【動く子育てマンガ】 子どもが嫌がる歯磨きに救世主! 保健師さん直伝の技とは

  • 2018.4.7

こんにちは! アニメーション作家のそんたんママこと、やまだそのこです。
3歳になる息子きーちゃんを育てています。
平和な性格の息子ですが、育児は人並みに大変であります。
このコラムでは、笑いあり、涙ありの育児の苦労をイラストを交えてお届けしたいと思います。

今回のお題は『はみがき』!
自分的には断トツで面倒くさい育児ランキング1位です。まずはこちらの動画をご覧ください。

■保健師さん歯磨きアドバイスが最強だった
きーちゃんが嫌がるはみがきタイムに希望が見えてきたのが、1歳半のはじめての歯科検診。
それまでにも保健センターで行われる歯のレクレーションには参加していて、「みがけないならせめて間食や甘いものは控えましょう」。と教わり安心していた母。
改めて先生に診てもらったところ、息子の歯にたくさんの歯石がついていることが判明しました。

「指導を受けたければ保健師さんに教わってください」。
とのことだったので、さっそく隣のエリアにいた保健師さんに話を聞くことに。

「口を開けないし、泣いて暴れるとみがけないんです…」。
「そういう時はこうよ!」

ガッ! と息子の腕を足で押さえつけ、指で口をこじあけてテキパキ歯をみがいていく保健師さん。
完全に技を決められた息子。
これ、今でこそ見慣れましたが初見ではビックリしました。

「は…はみがきが嫌になるんじゃないかと思ってここまでできなくて…」。

「あなた子どものオムツが汚れていて、替えるのを嫌がったらそのままにしておくの? 泣いても暴れても替えるでしょ。なぜ歯は汚れたまま放っておくの?」
「歯だってきれいにしなくちゃ駄目よ。そのうち『ママはボクがどうあがいても歯をみがくんだ』って観念するわ。」
「歯がきれいになると気持ちがいいってことを、感じてもらうのよ」。

歯がきれいになると気持ちいい。目からウロコでした。
以来、保健師さんの教えを守り、しっかり仕上げみがきすることを心に決めたのでした。

■観念? まだまだ!

さて保健師さんの言うように腕を足で固定してみましたが、結果こういう状態になりました。
初対面の保健師さんとは違い、親に対しては容赦なしです。
やはり押さえつけられるのがイヤなのか…?

「携帯ではみがきじょうずかなを観せながらみがくとやりやすいよ」。
と後日知人にアドバイスをもらったので、さっそくこれも実践。
しかしあまり興味を示さず。

そこで、動画を飛行機や電車が出てくるものに変えるといくらか機嫌が良くなり、寝る前になると「ひこーきひこーき」。と自分から横になるようになりました。

スマホを観せるのは少し抵抗がありましたが、はみがきが習慣化され始めていたのでよしとしました。

■母の苦労は報われた?

その後ほどなくしてスマホを観せるのをやめ、足ロックもやめました。
最初は大好きな飛行機が観れないとぐずりましたが、動画なしでもしぶしぶ横になるように。

付け根にあった歯石はというと、歯が伸びたせいか、3歳になった今ではすっかりわからなくなりました。

そのかわり今度は前歯に茶渋がついたり、相変わらず足が飛んで来たりと悩みはつきませんが、「今日はもうみがかなくてもいっか…」、とこちらが諦めかけると、

「はみがきしたい!」と自分から要求するようになりました。

はみがきの気持ちよさ、感じてもらえたのかな? 母の苦労は報われた…?
イライラすることもありますが、こんな風にぴったり体をくっつけて歯みがきさせてもらえるのも今のうちかなぁ、としみじみ思うのでした。
(とは言え子どものはみがきをやらなくていいと言われたら、迷わず放棄しますがね!)
(やまだ そのこ)

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