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猫の爪とぎ・粗相の被害が少ないソファ選び☆猫との暮らしで気を付けたいポイントをご紹介!

  • 2018.4.6

春だから、ソファを買いたい!でも、猫がいると爪とぎや粗相が心配。ソファをボロボロにされたという話も良く聞きます。どんな素材を選ぶと被害が少ないか、ソファ以外にもインテリアで猫に気を付けたいポイントをご紹介します。

猫と暮らすと起こりがちな家具への被害

粗相

ソファなど、家具やファブリック製品の上で猫が粗相をしてしまった場合、臭いが残ってしまいます。水拭きや丸洗いできるものを選ぶのが望ましいです。 

爪とぎ

こちらは、猫が引っかいたパイン無垢材のフローリング。このように、お部屋のあらゆる所に爪を立て、特にソファで爪とぎをしてボロボロにしてしまいます。

ソファで粗相や爪とぎをしてしまう理由

粗相

ソファは、家具の中でも高さがちょうど良くて臭いをつけやすいです。また、爪とぎと同じように、マーキングすることで飼い主に自分をアピールしていることが考えられます。いつも使っているトイレが気に入らず、ソファの方が落ち着けると感じた場合、ソファに粗相をしてしまうこともあります。飼い主と離れて不安を感じた場合や、高齢猫でトイレまで間に合わない時などにも、粗相してしまう場合があります。 

爪とぎ

飼い主さんが使っているソファにマーキングすることで、縄張りを主張したり、素材が気に入って、自分のものだと言っていることが考えられます。飼い主がソファでくつろぐことが多ければ、爪とぎして自分を見て欲しい、構って欲しいとアピールします。他には、引越など環境が変わった時や、飼い主さんが出掛けて寂しい時にストレスを感じ、爪をとぐことで気を紛らわせることもあります。 

対処法

猫が気に入るようにトイレを工夫する

こちらは、扉付きの収納ボックス内にトイレを作った例です。猫は横の小さい入口から入り、飼い主がお手入れする場合は、正面の大きい扉を開けます。また、トイレの形状や砂などは、すぐに見つからないかもしれませんが、猫が気に入るものを見つけてあげましょう。トイレの場所を見直すことも1つの案です。 

爪とぎやキャットタワーを置く

家具を守るために、リビングに爪とぎやキャットタワーを置いてあげると良いでしょう。爪とぎは、布やダンボール、立てかけておくものなどたくさんありますが、猫が気に入るものを探しましょう。キャットタワーは爪とぎ場があるものや、ポールに縄が巻いてあって、爪がとげるものがおすすめです。 

インテリアで気を付けること

倒れると危ないものは飾らない

ほとんどの家具に猫が乗ることを前提にインテリアを考えましょう。ガラスや陶器、水を入れたフラワーベースなど、猫が倒すと危ないものは極力置かないようにしましょう。 

テーブルは傷や汚れに強いものの方がベター

コーヒーテーブルやサイドテーブルは、特に猫がソファから移動しやすいです。 

飲食物や生の植物を置いて倒した場合、水濡れや汚れ、あとは爪で傷をつけてしまうこともあります。古材や無垢材にすると、水分や汚れが染みこんだり、爪あとが目立ちます。それを味わいとして許せれば良いですが、気になる場合は突板で、ウレタン塗装のテーブルにすると傷や汚れの心配が少なくて済みます。 

ラグを敷く場合は洗濯できるものを選ぶ

猫が粗相する場合を考えて、ラグを敷かないという手もあります。でも、フローリングの足触りが冷たかったり、家具の跡が床につかないようにしたい場合は、お家で洗濯できるラグを選びましょう。 

植物にイタズラする猫にはフェイクグリーン

その猫によって、本物の観葉植物をホリホリしてしまったり、イタズラする可能性があります。高いところから吊るしても、届いてしまうこともあるので、フェイクグリーンなどが良いと思います。 

ソファの素材

フェイクレザー(合成皮革)

こちらも、水分や汚れが水拭きしやすいということで、ペット向けソファとしておすすめしているインテリアショップもあります。ですが、本革に比べて耐用年数が短いのがデメリットです。本革より安値なのですが、傷に強くありません。柔らかい合成皮革は、本革同様爪とぎの対象にされやすいようです。何かの原因で穴が開くと、そこから裂けたり、傷が広がりやすい特徴があります。 

レザー(本革)

水分や汚れを水拭きできるというのがメリットです。ただ、爪とぎしてしまった場合に、爪跡が目立ちます。柔らかい革、安い革の場合は、5年ともたなかった方もいます。本革の張替えは高価ですし、お手入れも専用のキットが必要です。爪とぎ・トイレのしつけが身についている猫の場合は、無傷で大丈夫だったという方もいます。爪が刺さらない、硬い革素材など、傷に強い革を選びましょう。

人工スエード

NOYES(ノイエス)のペット対応生地

ソファ専門店NOYES(ノイエス)では、汚れや引っかき傷に強いということで、ペット向けソファの生地として、人工スエードをおすすめしています。汚れが落としやすくて、スポーツ用品や車のシートにも使われているようです。 

布のカバーリングタイプ

もう1つ、インテリアショップでペット向けにおすすめされているのが、布のカバーリングタイプのソファ。座クッションや背クッションなど、カバーが外せます。生地は、目が粗いざっくりしたものよりも、爪が引っかかりにくい、目が細かい生地を選ぶと良いそうです。お家で手洗いや洗濯機洗いできるものがおすすめで、傷がひどくなった場合でも、カバーリングだけ買い替えれば良いので、かかる費用もそこまで高くないでしょう。 

木枠のソファ

広松木工のFREXソファ

例えば、こちらは広松木工のFREXソファ。背もたれと枠が木で、座面カバータイプです。座面のカバーは丸洗いできるようになっています。跳び箱に使われてる生地のように、丈夫なものを選ぶと、爪とぎの被害は少ないようです。 

木枠に座クッションが乗っているタイプ

他にも、木枠に座クッションが乗っているタイプなら、比較的爪とぎの被害が少ないようです。 

まとめ

爪とぎを何ヶ所か置いても、キャットタワーに置いても、ソファで爪とぎをやめない猫もいるようです。絶対にこれなら粗相しない!という確実なものはなく、どの家具店に確認しても見解が違います。あくまでも大体このようなものが粗相されにくい、と一般的に言われているものです。猫の性格やしつけによって変わってくるようなので、愛猫に合ったものをいろいろ検討してみてくださいね。

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