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「思いやり」じゃなくて「決めつけ」?を勝手決めつけることの危険性

  • 2018.4.5
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恋人同士のふたりによくありがちなのが、「相手の気持ち」を勝手に決めつけてしまうこと。
相手がどういう思いでいるのかを勝手に想像しすぎると、おかしなことになったりもするので、そこは気をつけるべきでしょう。
そこで今回は、「彼氏の気持ち」を勝手に決めつけることの危険性について紹介します。

■■ただの「おせっかい」になる

彼氏の考えていることや望んでいることを、彼女として汲み取ってあげたい。把握しておいて、言われる前に先回りしてやっておいてあげたい、気が利くと思われたい。そんな気持ちがあるかも知れません。
それは彼氏からしてもうれしいことではあるでしょうが、本当に彼が嬉しいと思っているのか?そして、限度を超えていないか?が重要です。
「こうされたいはず」と勝手に決めつけて何でも物事を進めてしまうと、もはやただのおせっかいでしかなくなってしまいます。良かれと思ってのことだからこそ、彼にとっては次第に重荷になっていくはず。彼氏が窮屈さを感じるようになる可能性も高いですよ。

■■気持ちが「すれ違っていく」

「彼氏はこう思っているはず」とか「彼氏はこういうのが好き」と思っていたのに、なんだかうまくいかない、合わない。そんなことが違っていることが多くなると、なんだか彼氏の考えや気持ちが理解できなくなったかのような感覚になったりもするかもしれません。
でも、それはそもそもあなたの思い込みであったりもするでしょうし、彼氏だって月日が経てば考え方に変化が訪れたりもするもの。そういったことを理解せずに、「彼氏はこうだ」と決めつけてしまうと、小さな違和感がどんどん生まれるでしょう。
それは、すれ違いのもとです。違うかも、と感じるものがあるのなら、新たに彼のことをちゃんと理解するチャンスだと考えて、きちんと向き合うべきでしょう。

■■無駄に「落ち込む」

「もう私のこと飽きたんだ」とか「前ほど私に興味がないんだ」などと、ネガティブな方向に彼氏の気持ちを決めつけることほど無意味な行為はありません。そんなことをしても、ひとりで無駄に落ち込んでいくだけでしょう。
彼氏からしても、自分の気持ちを勝手に間違った推測をされたりしたら、たまったものじゃないはず。何か不安に感じる部分があるのなら、それを悪く捉えてふさぎ込むのではなく、ちゃんと彼氏に話してみると、意外とあっさりと解決できたりもするものですよ。

■■自分自身の「言えない」にもつながる

相手の気持ちを思いやることは、安定したお付き合いを続けていくために最も大切なことです。ただ、相手の考えを察しようとばかりして、嫌われないようにしようという思いが強くなると、感じたことを素直に言えなくなったりもするかも。
「こういうのは嫌だろうな」とか「こんなこと言ったら嫌われちゃうかも」と、彼氏の気持ちを自分の中で作り上げすぎると、自分からもコミュニケーションが取りにくくなります。
結果として、それではカップルとしては最悪な状況になっていくだけ。彼の気持ちを考えるだけでなく、自分自身がきちんと彼に伝えられるかどうかも重要なのです。

■おわりに

「いちいち口に出さなくてもお互いの考えていることがわかる」というのは、カップルの理想の形とも言えるかもしれません。
でも、何でもかんでも察しようとばかりすると、そこから溝が生まれてしまうこともあるので、ちゃんと話し合うのはやはり一番大事なことですよ。 (山田周平/ライター)
(ハウコレ編集部)

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