1. トップ
  2. ダイエット
  3. ダイエットや便秘にも効果てきめん! 筋トレの定番・スクワットの効能と正しいやり方

ダイエットや便秘にも効果てきめん! 筋トレの定番・スクワットの効能と正しいやり方

  • 2018.4.4
  • 21970 views

老若男女に人気のスクワット

加齢とともに体力が低下していくのは可能な限り食い止めたいもの。3月2日に放送された「ビビット」(TBS系)では、衰え防止策としてスクワットが推奨されました。まず番組が説明したのは下半身を鍛えることの重要性。70代の下半身筋肉量は、20代に比べて40%も低下することがデータで示されました。

重要性が認識されたのか、現在スクワットをする人は増加の傾向に。番組が都内の高齢者向け健康教室を訪れると、大きな会場で40名もの人がスクワットをおこなっていました。参加者に話を聞くと「膝に湿布を貼っていたが、スクワットを始めてから必要がなくなった」という70代の女性や、「足腰が鍛えられて歩けるようになった」という80代の男性が。

スクワットが流行っているのは高齢者だけではありません。横浜市のジムでは複数の20代女性がバーベルを担ぎながらスクワットをしており、「始めてから体幹が鍛えられ、体にメリハリが出た」という声や、「ヒップアップして足が長く見えるようになった」という体験談までも。ジムの代表を務める大谷憲弘さんによると、体をキレイに見せる効果が注目されたため、若い女性の会員が増えているそうです。

3つのポイントで正しいスクワット

さらにスクワットは筋力アップやスタイル維持だけでなく、内臓機能をよくする効果が。順天堂大学の小林弘幸先生は、スクワットでしゃがんだ姿勢になると同時に腸が刺激されるので、便秘の改善も期待されると解説しています。しかしスクワットは、正しいやり方でやらないとかえって体を痛めることも。

小林先生が伝授した正しいスクワットのポイントは、「視線は正面に向ける・背筋を伸ばす・両足は肩幅程度に開く」の3つです。正面を向くのは、下を向くと気道が確保されず無呼吸状態になってしまうため。また、背中や腰が曲がっていると腰を痛めるので、背筋は真っ直ぐに張って床と垂直にしましょう。

スクワットはしゃがみすぎるのもNG。これは膝が前に出ると前傾姿勢になり、痛める原因になってしまうから。膝は90度以上曲げず、つま先より前に出さないよう注意してください。まずは朝晩5回から始めるのがおすすめですが、あくまでムリをしないことが大切。立ってスクワットをするのが難しい人は、椅子の背もたれなどに手を掛けながらでもOKです。

出演者のNEWS・加藤シゲアキさんは「僕はまだ若いですが、いつまでも歩ける体でいたいので実践してみます」とコメント。視聴者からも「正しいやり方が分からなかったから、ビビット見てスクワット実践してる」「スクワットが万能運動みたいだから、毎朝の筋トレにプラスしてやってみようかな」といった反響が上がりました。

スクワットは筋力アップだけでなく、ダイエットや長寿など幅広い効果をもたらしてくれます。1日5回からでもできるので、気になる人は始めてみては?

 

文/プリマ・ドンナ

の記事をもっとみる