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失恋した時は、きちんとした「へこみ方」をしてから前をむこう

  • 2018.4.2

長年付き合っていた彼氏と別れることになった、あるいは大好きだった人に思い切ってアタックしてみたけど見事玉砕した、そんな失恋を経験すると、多くの女性がそれを「忘れて」次の恋愛に「頑張って」前向きになろうとします。
ただ、これって失恋の立ち直り方としては万人にオススメできる方法ではありません。
「過去は過去だよ♪」と頭をスパッと切り替えられる人は、「そんなこと忘れて次々!男は星の数ほどいるのよ」とアドバイスをくれるかもしれませんが、人によってはそんなに簡単に割り切れるものでもありません。
やっぱり引きずってしまうし、あの時こうしてたらよかったなとか、いろんな後悔が出てくるのも仕方ないともいます。
そういう時は無理に前を向こうとする必要はないんです。むしろ、今感じているモヤモヤや後悔にきちんと向き合わなくてはいけません。そのプロセス抜きに前を向いたところで、そのさきはたかが知れています。
ただ、積極的に自分を傷つけたり卑下する必要はありません。それよりも失恋に至ったプロセスにはどんな価値があったか、そのプロセスによってどれだけ自分が成長できたか、そこに目を向けてみてはどうでしょうか。
具体例を挙げていくつか考えてみましょう。

■凹むほどの人を好きになったことに感謝

まず、失恋してそんなに凹むような人を好きになれたっていうこと自体にめちゃめちゃ価値があります。本当にどうでもいい人だったら、失恋してもそんなに凹むことなかったはずなんです。
傷ついたってことはそれぐらい本気だったってことじゃないですか。そんな人に出会えたことがあなたの人生を間違いなく輝かせたし、そのドキドキやモヤモヤする感情を味わいたくても味わえない人って世の中にはたくさんいるんですよね。
だからこそ、今その感情を味わえてることにすごく感謝だし、すごく貴重な体験をしたんだなってまずは思ってほしいなと思うんですね。

■あなたにしか作れない恋愛マニュアルが作れる

もう一つは、仮に今回の失恋を失敗と捉えるのであれば、じゃあ今回の失敗から学べることは何だっただろうかと、それを洗い出してみませんか。
今回失敗できたことが、未来出会うかもしれない、もっと素敵な男性と幸せな関係を築くための、ヒントを得るチャンスになるかもしれません。
あの時はもっとこうしたらよかった、と後悔するのもいいですが、そこから一歩進んで「じゃあ次はこうしてみよう」という新しいアイデアを実行していくことで、自身の恋愛力を高めていけばいいのです。
その先に出来上がるのは、あなたにしか作れない恋愛マニュアルです。その恋愛マニュアルは世界で一つの宝物になるかもしれませんよ?

■前を向くためには正しいへこみ方をする必要がある

どうせへこむんだったら、次に繋がるへこみ方をしましょう。
恋愛から立ち直るためには、へこむことが悪いことだと思っている人がいますが、そんなことは全然ありません。むしろ正しくへこまないと次に繋がりません。大した反省もせずに次の恋愛に行くほうが同じことを繰り返す可能性があり、よっぽどリスクが高いんですね。
なので失恋をしてへこんだ時には、成長するチャンスをもらえたんだなと思って、「何がいけなかったのか」、「自分がどういう人間だったらもっとうまく行ったのか?」そこをじっくり向き合って検証してみる必要があると思います。
その検証しないまま次にいったところであまり意味がありません。どうせ忘れられないんですから、いっそのこと「あの経験があったから今最高に幸せな私がいる」って未来の自分が自信を持っていえる、そういう体験にしちゃいましょう。(川口美樹/ライター)
(ハウコレ編集部)

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