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プロポーズまでの時間がじれったい!彼氏に「結婚したい」と思わせるセリフ集【夏目かをるの最強女になる!vol.6】

  • 2018.3.30
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本気で結婚を考え始めると、プロポーズまでの時間がじれったいですね。「彼はいつプロポーズしてくれるのかしら」、「両親に紹介してくれるのはいつなの?」などと考えすぎてしまうと、「彼は結婚する意志があるの?」と疑心暗鬼が沸きあがることもあります。

でもそんなネガティブな状況に陥ると、すべてのことがうまくいかなくなりがち。じれったい、焦ってしまうなどの理由から、女性からプロポーズすることもありますが、男性も密かにタイミングを見計らっているかもしれません。ですからプロポーズしたい男性の気持ちを汲み取ってあげて、あなたからそれとなく彼にプロポーズさせたほうがいいのです!

「プロポーズというアニアーサリー」を彼に花を持たせてあげると「一生責任を持ちます」と結婚に対する自覚が強くなりますよ。

これから紹介する3つのケースは実際にあった出来事です。ぜひ参考にしてください。

男性にプロポーズさせた秘訣は、言葉そのものだけでなく、言葉の端々からにじみ出てくる情熱や誠実さ、そして彼と一緒に生きていきたいというあなたの希望です。

好きな女性から愛情をひしと感じるとやがて大きな感動となり、そしてプロポーズという流れになっていくのが自然です。

彼を感動させること。それがプロポーズまでの道のりをぐっと縮めさせてくれるのです。

1 「私を逃すと、一生後悔するわよ」

セリフだけを聞くと、なんだか上から目線のタカビー女のような気がしますが、意外に成功率が高いようです。

結婚願望が強い女性は好きになった人とすぐに結婚したくなりますが、一方男性といえば、相手の女性に対する責任感から、「結婚しても大丈夫」と自分に自信が持てた時に結婚を意識します。両者の間で、それぞれ結婚の時期がすり合った時に具体的に結婚へと向かう。いわゆるタイミングというものですね。

普段は優柔不断ではないけど、いざ結婚となると、慎重な男が少なくないのです。

そんな時に、「私を逃すと、一生後悔するわよ」という言葉は、かなりのインパクト。妻はあなた以外に考えられないという男性にとって、この言葉によって「急かされている」ことに気づきます。

それでも「待ってくれ」と言われた場合は、「いつまで?」と待つ時期を聞いてみましょう。誠実な彼ならきちんと答えてくれますよ。

2 「私の体にある未使用な部分を使ってみたいの」

ある著名なシナリオライターがまだそんなに売れなかった頃のことです。

20代から支えてくれた恋人が、来年は30歳になろうとしていたある日のこと。

執筆が終わってから、アパートで彼女が作った野菜たっぷりのシチューを美味しそうに食べていた時に、彼女がこう切り出したのです。

「付き合って数年ね。そろそろ私の体にある未使用な部分を使ってみたいの」

最初は何を言っているのか理解不能だった彼ですが、さすがはシナリオライター。やがてピンときたのだそうです。

「使っていない部分って、なに」と尋ねると、向かい合っていた彼女がまっすぐに彼を見つめ、「子宮を使いたいの。あなたの子供を産みたい」。

「イエス」と言わざるを得ないと覚悟した彼。

「わかったよ。結婚しよう。子供を作ろう」

結婚は彼に福をもたらしました。テレビドラマのオファーが次々にやってきて、子供が生まれてから、順風満帆だそうです。

3 「夢の中に出てきたわ。そろそろね」

ほとんどの男性は女性から「夢に出てきた」と言われると嬉しいもの。特に好きな彼女なら尚更です。

「夢でウェディングドレスを着て、あなたと手を組んでいた」ということを、重く感じさせずに、さらっと言いのけましょう。あなたが彼との結婚を望んでいることをさりげなくアプローチしてから、彼の出方を見るのです。

ある意味で駆け引きになりますが、互いに結婚の時期をすり合わせることはとても大切なこと。あなたがいつでも彼と結婚できますよというスタンスをはっきりさせましょう。

そのほかに「親にあってもらっていい?」とか、「結婚した先輩のところに遊びに行きましょう」など、プロポーズして!というリアルが色濃く漂ってきます。

現実もいいですが、ちょっと矛先を替えて映画の世界に目を向けてみませんか。男をその気にさせる名セリフが散りばめられているのはもちろん、ロマンチックな気分にも浸ることができますよ。

4 「抵抗を止めたのね」

『僕の美しい人だから』(1990年)はルイス・マンドーキ監督、スーザン・サランドン、ジェームズ・スペイダー主演、年の差カップルの走りのような作品です。

妻を亡くした27歳のエリート広告マン・マックスは、ある夜パーティーの帰りに場末のバーで泥酔して、ハンバーショップで働く43歳の年上の女性・ノーラの部屋で一夜を過ごします。単なる情事のつもりが、官能に火がついて、二人はそのまま関係を続けていきます。ノーラ役のスーザン・サランドンが、マックスを演じるジェームズ・スペイダーをまるで「食べていく」シーンは圧巻。年上女性の情動とエロスが溢れんばかりのパワーで迫ってきますが、スーザン・サランドンの巧みな演技によって、不思議な品位が漂っています。

息子を亡くした年上の女性と、妻を失った年下の男。二人は互いの孤独を抱えながら、惹かれあいます。愛するものを喪失したことによる孤独が、二人を結び付けているといっていいでしょう。

ところが年の差だけでなく、生まれも育ちもステータスも全く異なる二人は次第に、埋められないもどかしさを感じます。そのため何度か衝突しますが、違いを乗り越えて、魂の部分で繋がっていこうとする二人のピュアな愛情が深い感動をもたらす秀作といっていいでしょう。

マックスがやがて二人の間にある距離を縮めることではなく、魂の部分で繋がりたいと気づいてノーラを訪ねるシーンに「抵抗をやめたのね」というノーラのセリフ。マックスのかたくなだった心が溶けていきます。

これまで意固地だった彼に変化が現れたら、「抵抗をやめたのね」と褒めてあげると、たいがいの男性は素直になりますよ。

5 「私をちゃんと見て。私個人をちゃんと見て」

ミア・ファロー主演の「フォロー・ミー」(1972年 キャロル・リード監督)の主題歌にあるセリフです。

イギリス紳士の妻となったベリンダ(ミア・ファロー)ですが、自由を大事にするミリンダの価値観を無視して、自分の価値観を押し付ける夫。抵抗するミリンダを、夫は雇った探偵に尾行させます。やがてミリンダと探偵にファンタスティックな信頼関係が生じますが、探偵は夫が雇ったとわかるとショックを受けたミリンダが家出……果たして二人はどうなるのか。

探偵が夫に提案した夫婦の修復方法がとってもユニークです。キュートなこの作品は、時代を超えてとても幸せにしてくれる映画です。

夫婦でも恋人でも、相手が自分の言動から汲み取ってくれないと、関係がぎくしゃくしてしまいますね。

そんな時は「フォロー・ミー」。私を見てと伝えましょう。

6 「一日の最後におしゃべりをしたいのは、あなたなの」

これはプロポーズのセリフとしてはあまりにも有名。

「恋人たちの予感」(1989年 ロブ・ライナー監督 メグ・ライアン主演)のラストシーンのセリフは、時代を超えて使えます!10年に渡る男女の友情から、やがて恋愛に至るいきさつを、二人の男女のコミカルなやりとりで描くラブコメは肩の力が抜けて、ほっこりとした気分にさせてくれます。

「一日の最後におしゃべりをしたいのは、あなた」という名セリフを、とっておきの場面で、有効的に使ってみてください!

(夏目かをる)

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