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出産にも影響?妊娠中の夫婦生活の乗り越え方とは?

  • 2018.3.29
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こんにちは、猫ライターの乙美亜十です。

今回の話題は、妊娠中の夫婦問題です。

出産後の夫婦問題ならわかるけど、妊娠中に夫婦問題なんておこるの? と、疑問に思う方も多いでしょうが、妊娠中は今までの生活スタイルが変わるだけではなく、これから親になる期待と不安で、夫も妻も精神不安定になりやすい時期です。

妊娠中のつわり、体の変化による体調不良、さらに父親になる自覚はあるのかと疑いたくなるような夫の態度や行動に、不満が爆発しやすいのです。

また、夫も今までの生活が一変することへのストレス からイライラしてしまいます。

その結果として、夫婦関係にヒビが入るケースもめずらしくありません。

そこで、今回はこれから妊娠を考えている方も、今現在妊娠しているプレママにもぜひ知っておいてほしい「妊娠中の夫婦問題」について考えましょう。

●妊娠中の夫婦問題は深刻

妊娠をしたと聞くと、幸せなイメージが先行しますが、実際の妊娠期間はつらく、しんどいことも多く、体力も精神もすり減らす時期でもあります。

つわりはもちろん、女性ホルモンの影響、日を追うごとに大きくなるお腹からくる負担 、さらにデリケートな時期を乗り越えるため常に気を張らないといけないため、精神的にも疲れてストレスを溜め込みやすくなるのです。

そんなつらく厳しい生活を送っている妊婦にとって、身近にいる夫は心強い存在でもありながら、ちょっとしたことが目につきやすくなる存在。
妊娠前なら許せた行動や言動 にもイライラしてしまいます。

そんな妻に対して、夫も「妊娠前はこんな性格じゃなかったのに!」と戸惑ってしまい、思わず言い返してしまい、その言い返された言葉に妻は、さらにイライラを募らせ最終的には喧嘩に発展してしまうのです。

後々に考えたら、「なんであんな小さなことで喧嘩をしていたのだろう?」 と不思議に思う程、些細なきっかけで未だかつてない大きな喧嘩に発展してしまうのが妊娠中の夫婦問題の特徴です。

●今までの当たり前な生活が一変する!

妊娠中の夫婦問題の根底にあるのは、「妊娠前にはできていた当たり前の生活が一変する」ということです。

例えば、休日のたびに旅行へ出かけたり、遊びに行ったりしていた夫婦も妊娠中は安静にしないといけないために、家でゆっくりとする、または軽く近所を散歩する程度の過ごし方に変わります。

外食をする場合も、妊婦は塩分過多に気をつける必要があり、今までのように塩辛い食べ物を食べに行くのではなく、和食や健康志向の飲食店に行くことになります。

さらに、生活スタイルに関しても、妊娠前なら夜遅くまで働いている夫と食事をするため、遅い時間に夕食を食べていたかと思います。

しかし、妊婦にとって夜遅くの食事は体重が増えてしまうだけではなく、妊娠高血圧症候群の原因である尿淡白が多くなりやすいリスク もあるため、夜遅くの食事は避けるようになります。

そういった危険や妊娠前と変わってしまった生活スタイルに、夫婦共にストレスを感じてしまい夫婦問題へと発展していくのです。

●妊娠中の夫婦問題は夜の生活にも影響がでる

夫婦問題は生活だけではなく、「夜の生活」にも影響を及ぼします。

仲のいい夫婦なら夜の生活を頻繁に行っていた人も少なくはないでしょうが、妊娠中の夫婦生活には様々なリスクが伴います。

よく妊娠中の夫婦生活は「流産をする危険があるからダメ」 と思っているかたがいらっしゃいますが、お腹の赤ちゃんは子宮内で羊水に守られているため、夜の生活によって流産をする心配はありません。

ただ気をつけてほしいのは、夫婦生活によって引き起こされる細菌感染 です。

妊娠中の女性の体は、とてもデリケートで抵抗力が弱くなっています。
そんな抵抗力が下がっている時に、避妊をせずに行ってしまうと体に細菌が入り込んでしまい感染症や炎症を起こすことがあるのです。

さらに夫婦生活によって流産や早産が引き起こされることはないといっても、行為中にお腹を圧迫したり無理な大勢をとってしまったりすると、妊娠トラブルを引き起こす原因となります。

そのようなリスクを考えると女性としては、夜の生活を拒否してしまいがちになります。
しかし、そのような妻の態度に夫は不満を感じる場合もあります。

夫婦生活を行えないことだけが原因ではないでしょうが、それが妊娠中の夫婦問題に大きな影響を与えているのは間違いありません。

●妊娠中の夫婦問題をいかに乗り越えるかが出産後にも影響する

妊娠中に巻き起こった夫婦問題は、無事に出産を終えた後にも尾をひく場合もあります。

妊娠中の喧嘩が原因によって夫婦の間に亀裂が入ったまま修復されていないことでわだかまり。
妊娠期間が終わっても、元の生活に戻らないことへの不満。

子育てに必死で夫婦の時間を大事にしない妻への不満。
妊娠前から変わらない生活と態度を続ける夫への不満。

そのような不満を抱えたまま生活を送っていても、幸せな時間は長く続きませんし、その夫婦間の歪みは子供へも影響を及ぼします。

妊娠中の夫婦問題はとてもデリケートで、お互いに妥協しなければいけない場面 も多いのです。
しかし、そのまま不満や本音を飲み込むのではなく、しっかりと話あって解決をして乗り越えることが大切なのではないでしょうか?

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いかがでしたか?

妊娠中は幸せなことばかりではなく、つらいことや悲しいこと、イライラすること、不安に思うことなど様々な感情が目まぐるしく渦巻く時期でもあります。
そのような時期だからこそ、夫の態度に不満を感じちょっとしたことで怒りを覚えてしまいます。

しかし、そんな態度を向けられた夫自身も、これから家族を支えていくことへの不安や精神不安定で妊娠中というデリケートな時期を頑張る妻のサポートにいっぱいになっています。

そんなお互いの頑張りを認め理解しあい、労うことが妊娠中の夫婦問題を乗り越えるための重要なポイントです。

妊娠中の夫婦問題は見て見ぬふりをせず、体にもメンタル面にも気をつけながら生活を送るようにしましょう。

●ライター/乙美亜十
●モデル/藤沢リキヤ・福永桃子

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