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ペルシャがインスパイア源。フラゴナールの素敵な夏を。

  • 2018.3.29
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フラゴナールというと、まずは香水。でもライフスタイルブランドとしてもコレクションを発表していて、その中には手頃な価格でつい欲しくなる品がいろいろ見つかる。フラゴナール香水博物館に近いブドロー通りのブティックがパリ市内では最も大きく、品揃えがとても豊富なので買い物にいってみよう。お土産探しにも重宝なブティックだ。

パリ市内ではサントノーレ通り、マレのフランブルジョワ通り、ルーヴル美術館の地下アーケード街(写真)などにもフラゴナールのブティックがある。ウインドウはどこもペルシャ風!

今年の春夏コレクションはプレタも食器も香りも、古きペルシャ帝国にインスパイアされてクリエイトされた。独特なカラーミックス、エキゾチックなモチーフが織りなすインテリアグッズ、プレタポルテ、アクセサリー……。

ターコイズブルーの花器(3点セット/40ユーロ)、手描きのソープディッシュ(18〜22ユーロ)などインテリアグッズがとても豊富。

ガラスのお皿。4枚セットで22ユーロ(17cm)、32ユーロ(21cm)。モチーフさまざまなランチョンマット、トルション、テーブルクロスなども揃っている。

まさにライフスタイル・ブティック。ポーチ、シンプルな子供服、ビーチタオル、パレオ……。

コットンのバッグ(35ユーロ)、ワンピース(50ユーロ〜)、革に刺繍を施した巾着バッグ(85ユーロ)と価格は手頃。

遥か昔のペルシャ帝国、そして現在のイランで実り続けるザクロは、その花も実もこの地の風景の象徴的なエレメントである。このコレクションにおいても、ザクロはクッションや陶器に描かれ、ソープディッシュのフォルムとなり、そして香りにも、と大活躍。ザクロの実は真ん丸いフォルムからフェミニティのシンボルともされ、また最近は美容、健康面における素晴らしい効能が話題となっている。そんなザクロの祖国、ペルシャ帝国へ思いを馳せながら、ショッピング!

フラゴナールのパフューム・コレクションの9作目となるのはGrenade Pivoine。イランのシーラーズにあるエラム庭園にインスパイアされた、ザクロと牡丹のオードパルファム。35ユーロ(50㎖)。

ザクロのフォルムをした吹きガラスの花器。各30ユーロ。下の角テーブルは380ユーロ。

Fragonard
5, rue Boudreau
75009 Paris
tel:0140 06 10 10
営)10:00~20:00
休)日
www.fragonard.com/en

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