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【美のカリスマ・齋藤薫】からVOCE読者へ! 【ひとつ上のキレイへ】変われる美の格言

  • 2018.3.29
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変わらぬ美のカリスマ・齋藤薫さんからVOCE読者へ。ちょっとしたことで、ひとつ上のキレイへ。明日からすぐ変われる!

まず鏡を増やす。見知らぬ自分が見えてくるから

あなたも多分、毎日同じ鏡を見続けているのだろう。一つの鏡は限られた自分しか映さない。しかもそれは、知らないうちに”惚れ鏡”になっている。つまり自分の顔が100あったとしても、そのうちほんのいくつかの顔しかあなたは知らないのだ。それってとても怖いこと。世間にはすべての顔を見られているのに。だから、鏡をたくさん持とう。同じ鏡でも、別の場所で、別の部屋で、別の光の中で見たら、見え方はまるで違ってくる。なるべくたくさんの場所で自分を映してみるべきなのだ。家のあちこちで良い顔も悪い顔も片っ端から見るだけで、美容が今の何倍も濃厚になる。これじゃいけない、すべての顔をキレイにしなければ!と思うから。いずれにしても、鏡でしか自分を見られないこと、もう一度肝に銘じてほしい。

ゆっくりしゃべる。語尾を丁寧に言う。まろやかな美人顔になるために。

人間の体が一つの連鎖反応を見せる、もうひとつの証は、声や話し方と顔立ちがリンクしてくること。笑いながらは怒れないように、美しく話すと美しい顔になる、単純にそういうことなのだ。だからキレイのために、ゆっくりしゃべり、とりわけ語尾を丁寧に優しく言う。贈り物を大切な人にそっと手渡すような要領で。すると、見るからにまろやかな美しい表情が内側から湧き上がる。誰にとっても心地よい存在ができあがる。早口も知性が感じられれば素敵だけれど、早口なうえに乱暴な話し方だと、ガサツでハスッパな顔に見えてしまう。そういう不幸を避けるためにも、ぜひ。

私は見られていると、自惚れよ。女は、見られて見られてキレイになる

街で人の視線を感じた時、その翌日はさらに何パーセントか、キレイになっている。女が見られるほどにキレイになるのは、紛れもない真実なのだ。だから錯覚でもいい、私は見られていると自惚れよう。自惚れるほどに、人目を意識し、それがエネルギーとなって、キレイのスパイラルを巻き起こすのだから。

モデル 山本舞香
やまもとまいか●女優、モデルとして幅広く活躍。VOCE編集部から1st写真集『サニー/ムーン』(講談社)が発売中。映画『恋は雨上がりのように』が5月25日から全国公開予定のほか、TBS「王様のブランチ」レギュラー、「伊勢半 ヒロインメイク」イメージキャラクターを務めるなど、今後も目が離せない!

元気に見える、生き生き見える、自分のスイッチを持っておくことを侮らない

目覚めが良くなる、お通じが良くなる、血行が良くなり、顔色が良くなる……この3つのテーマに関しては、常備薬を必ず用意しておくこと。これらをいつでもどこでもクリアできるスイッチ的なドリンクやサプリを探しておきたいのだ。絶対便秘にならない”自分のヨーグルト”に出合っておくようなこと。これは重要な美容の一つ。いずれも巡りを良くすればこその、生き生き見える決め手。それを決して侮らないで。化粧品以前のキレイの大前提として。

口角より、コメカミで微笑む。幸せになるための、にこやかな女の作り方。

口角を上げるだけで、ナチュラルキラー細胞が増殖し、免疫力が高まると言われるように、”行動が感情を作る”というヨガ的な考え方に則れば、笑顔の表情をただ作るだけで心から笑いたくなってくる。まずは形なのだ。でもこの時、見た目の美しさも心の幸せも両方取りに行くなら、口角より、コメカミで微笑むこと。もっと自然に美しく微笑むことができるから。コメカミで微笑むと目がぱっちり、瞳もキラキラ煌めき、もちろん自然に口角も上がって、顔全体の印象が華やかに輝くから。そういうコメカミを心がけると、その人自身が誰の記憶にも、煌めくような笑顔印象で刻まれていき、自ずと幸せが舞い込んでくるのだ。

しばらく会っていない友達と会う約束をすると、いやでも始まる美の覚醒

何年ぶりかに会った友達の反応は、女にとってとても大切。40代以降は「変わってないね」と言われたいが、アラサー世代はまだキレイの伸び盛り。だから「キレイになったね」と言われたい。最低でも2年ぶりの約束が、期限付きの結果を出すように自分を駆り立ててくれるだろう。そんなことに友達を利用するの? いえいえ、そこはお互い様。お互いがお互いの変化をチェックしあう、それもまた女同士のお付き合い。疎遠の友達と改めて交友を深めていけるなら、それはそれで一石二鳥。そもそも、そういう意味で会いたい友達は、本当にキレイになっていたら素直に「キレイになったね」と言ってくれる、心のキレイな人に違いないから。友達の厳選にも一役買うはず。人生レベルの美容である。

ニュアンスある美人になりたいなら、テレビを消す。

「大物を育てるのは、天井の高い家」と言われるように「芸術家を育てるのはテレビのない家」。人の感性を育てる上で、想像力を奪ってしまうテレビは、やっぱり邪魔。テレビを消すとなんだか五感が研ぎ澄まされ、五感のひとつひとつが様々な欲望を持ち始める。音楽や香りや自然が欲しくなる。その結果、ニュアンスある美しさが育ってしまうのだ。内面からキレイがにじみ出るってそういうことを言うのではないか。だからともかくテレビを消す。時々は、SNSも断つ!

撮影/女鹿成二 ヘアメイク/MAKI (P-cott)スタイリング/程野祐子 モデル/山本舞香

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