あなたを産んだ時のママの年齢が与える影響って？

カナダのマギル大学の研究チームは4万3千人以上の女性を分析し、あなたが生まれた時の母親の年齢と、あなた自身が母親になる可能性に正当な関連性があることを明らかにしたそう。

母親が30歳を超えてから生まれた女性の約20%は一度も子供を授かったことがない一方で、母親が10代の頃に生まれて一度も子供を産んでいない女性は13%に留まった。母親が20～24歳の間に生まれて子供がいない女性は、15%という結果となったんだとか。

これらの女性が意図的に子供を作っていないのかどうかは説明されておらず、この関連性の背後にある理由も明らかではない。

これまでの研究では、人生後期で子供を産むと、高齢出産によって引き起こされる遺伝子損傷が引き継がれ、娘の受胎能力に支障を来たすことが指摘されているそう。

研究チームは、｢出産を遅らせる傾向が広く行き渡っていること考えると、出生時の母親の年齢が子供の受胎能力に与える影響を調べるのは、公共衛生学における優先事項だ｣としている。

しかし、高齢期の出産には驚くべき健康上のメリットがあるかもしれない。米国立老化研究所主催のご長寿家族調査の結果、最後の子供を33歳で産んだ女性は、29歳で産んだ女性の2倍の確率で長生き人口の上位5%に入ることが分かったそう。

出産はタイミングでもあるので、この記事は参考程度にしてみて。