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ラブホテルに来たら、素直にはしゃいじゃっていいんですよ?

  • 2018.3.18
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彼氏や、ひょっとしたらまだお付き合いをする前の人と一緒にラブホテルに行く。
このシチュエーションを想像してみてください。


そのときのあなたはどんな感じでしょうか?


ラブホテルにたくさん行ったことがあるよー、という人だけじゃなく(こんな人がそんなにたっくさんいるとは思いませんが)、数回くらいは行ったことがある、そんな人でも、結構”おすまし”しちゃってるんじゃないですか?


「ああ、ここはこんな感じなのね、はいはい」みたいな感じで、ささっと部屋を選んだり、ドライヤーやシャンプーの種類を確認したり、お風呂のお湯を張ってみたり・・・・・・。
でも、「ラブホテル慣れ」してる女子にあまり男子がキュンと来ないというのは割とよくあること。ここでは、男子のどういう心理が働いているんでしょうか。

■なんで「ウブ」が好き?

上のラブホテルの例をそのまま使えば、男子が”慣れた”女子をあまり嬉しく思えないのは、「自分(彼氏)と一緒に何か特別なことをするドキドキ」が少ないんじゃないかというふうに感じてしまうからです。


よほどラブホテルに行き慣れたカップルじゃない限り、お互いのお家ではなく、「あの」ラブホテルでエッチをするというのは、それなりに特別な経験のはずです。そこで、特別を特別っぽく感じてくれない。ふたりにとってはレアかもしれないけど、彼女の経験からすれば、やり慣れたことで、とくに新鮮味だとか興奮だとかはあんまりない。


その「私はもう、ここではしゃいじゃうみたいなステージは卒業してるんで」的な態度が、ちょっと萎えるというか、残念なんですよね。


このことはもちろん、ラブホテル以外のシーンでも同じことが言えるはずで、彼氏が彼女に対してなにか日常とはちょっと違ったスパイスを与えてあげようとしたときに、それを彼女の側が「ふーん、こういうパターンね」みたく、ちょっと上からみたいな感じで、批評するみたいなだと、すごくしょげちゃう。


まるで子供を遊園地に連れて行ったのに、子供がずっと不機嫌で「もう来ないからな!」と怒っちゃうパパみたいな。


逆に、「えー、これすごい!」と天真爛漫にテンションが上がってしまうようなのがまさしく「ウブ」というもので、男子は嬉しいし、しかも「また色々やってあげよう」というように思えるようになるんです。


ウブというのは(経験のおかげですでにウブじゃなくても、ウブっぽく見せることは)、自分にとっても、相手にとってもプラスです。

■「舐められなくない」のもわかるけど

一方、私たちの側からしても、好きな人から、見くびられたくない、下に見られたくないという感情を持ってしまうことがよくあります。


男子がウブ好きなのを知っていても、恋の場面で、経験不足に思われたくない。「この子、あんまりお付き合いとかしたことないのかな」って思われると、ちょっとだけ負けたような気がして悔しいですもんね。とくに同年代同士が付き合うとこれは起こりがち(だから、世の中では年の差カップルが「楽だから」という理由で人気だったりするのです)。


「負けたくない」と思って、つい意気地を張ったり、知ったかぶりをしたり、そういうみっともない言動が増えてしまうのもわかります。


だけど多くの男子にとって、彼女を愛するとは、何かをしてあげる喜びです。


自分に豊富な経験があって、本当に「恋のことならなんでも知っている」のならしょうがないのかもしれませんが、そうじゃないのなら、やっぱり正直にはしゃいであげるのが、彼がしてくれたことへのお礼になると思うんです。


これはプレゼント選びの場面ですごくよくあることなんです。恋愛経験豊富な女子には、男子は記念日に何をあげるのかすごく悩む。大人になればなるほど、プレゼントって大変なんだそうです。相手の目が肥えているから。せっかく選んだものでも「おっけー、これね」「元カレより安いわ」みたく無感動or落胆だったらどうしよう。


「ああ、この子、元カレとはたくさんラブホ来てたんだろうなぁ」「頑張って予約してみたけど、こういうレストランは彼女の方がはるかに来慣れてたか」みたいなことを彼が思い続けてしまうと、彼は、好きな人に何かをしてあげる喜びをだんだんと奪われてしまって、挙句、「自分は一体どうやってこの人を愛せばいいんだ」って思ってしまうようになってしまう、のかもしれません。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)



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