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女子はもうちょっと、ロマンチストでもいいかもしれないよ?

  • 2018.3.15
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男子は理想主義的、女子は現実主義的。
よくこんな比較をされることがあります。


たしかに男子はすぐに舞い上がって、彼女に「絶対一生一緒にいよう!」とか「運命だよね」とか言ったりしがちで、逆に私たちは「急だなぁ・・・・・・」とか「誰にでも言ってそう・・・・・・」とか、やや冷ややかな目で見ていたりなんて結構起こりがちな温度差ですよね。


現実をしっかり見ていることはすごく大切なことだと思いますけど、夢に夢中な彼を興ざめさせないためにも、また、自分自身が一生懸命に「逃げずに」恋をするためにも、私たちももうちょっと、ロマンチスト的な要素を身につけてみるのもいいかもしれません。

男子は結構寂しい

知り合いの男子が、以前、3年くらいずっと好きだった子と付き合うことができて、嬉しくて、「ずっといつか付き合えるって信じてたから片想いの間も辛くなかった。こうなるのは運命だったんだわ」的なことを言ったらしいのですが、そしたらあえなく「男子ってみんなそういうこと言うよね」と軽くかわされてしまったのだとか。


これについては、まず本当にその彼女さんの気持ちがよくわかるんです。男子って、「よくそんなこと真顔で言うね。恥ずかしくない?」的なことを平気で言ってきます。歯の浮くようなセリフとでも言うんでしょうか。


だから彼女の気持ちはわかるし、その考え方はもっともだと思うんだけれども、単純にそこで、そんなふうにあしらわれてしまった彼のことを思うと、なんだか少し悲しい気持ちにもなってしまうんです。


だって、自分のときめきや感情を、ついつい過大評価してしまうことって私たちにもあると思うんですよね。「この人世界一かっこいい、やばい!」とか。結果それを口に出しては言うことは男子よりも少ないかもしれないだけで。


それを他人であればともかく、相手本人から「それは違うと思うよ。別に俺はかっこよくないよ」って否定されたら、シュンとしちゃうし、なによりそれを「すごく嬉しい。ありがとう」と喜んではくれない温度差に、「ああ、こんなに幸せな気持ちなのは自分だけなんだ。この人は別に、普通なんだ」とガッカリしてしまうと思うんです。


だからあまりに現実主義的でいると、その温度差のせいで、理想主義的な彼のときめきすら、冷却してしまうことになるんじゃないかって思うんです。

「どうせ」思考はもったいない

それだけじゃなくて、その現実主義的な態度に「こんなこと言ったってどうせ男子はみんないつか冷めちゃうんだよ」的な諦めの感情があるんだとしたら、すごくもったいないことだと思います。


「どうせ」と思っていたら、彼が「ずっと好きだから、付き合ってください」という告白や、「ずっと一緒にいたいね」というピロートークを全力で感じることができないじゃないですか。「嘘かもしれないんだから、話半分で聞けよ私」なんて常にアラート張ってたら、恋の醍醐味であるドキドキも半減するんじゃないですか?


私自身も「どうせ」思考をしてしまうことがあって、"人ごと"だからこんなこと書けるんですが、本音では、「どうせ」なんて思いたくない。素直に感激したい。なんですよね。


ひょっとしたらいつか失ってしまうかもしれないけれど(恋に絶対の保証はないから当然ですね)、それはさておき、今最高に幸せ!と感じたいから恋をすると思うんです。みんな。


裏切られないように疑っておく、くらいなら、信じて裏切られるのがマシだと思うんです、恋って。


「裏切られたら嫌だから」って思いながらする恋って、なんか違和感があるというか、そういう恋をしながら幸せに感じることってなかなか難しいんじゃないでしょうか。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)
(三方優加/モデル)
(gaku/カメラマン)

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