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「知っていること」を増やすと彼氏ができやすい

  • 2018.3.11
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「わたしの恋愛って、どうすればもっとうまくいくのだろう」と悩んでいる人は、もっとたくさんのことを知るだけでうまくいく、ということもあります。
つまり、自分磨きにいそしむとか、いろんな努力をすることなく、うまくいくこともあります。

■世の中って、知っているか知らないか、というだけのこと

世の中って、知っているか知らないか、というだけのこと、とも言えます。
たとえば、おそらく多くの人にとって『源氏物語』は、「難しすぎてわけのわからないお話」であると思います。
たしかに源氏物語を読むのは大変です。現代語訳を読めば理解できるとか、源氏のマンガ(『あさきゆめみし』とか)を読むと理解できる、という人も、きっとすごく少ない。


でもこれが、平安時代の役職を知っていたり(桐壺更衣(きりつぼのこうい)の更衣って、今でいうところの更衣室の更衣である、とか)、当時の女性のエロに関する考え方や、生活の場所(桐壺ってどこにあるの?とか)、生活習慣(平安時代の女性って、部屋の中を立って歩いていなかったの?とか)を知っていたら、すごくリアルに理解できます。
古語とか、そんな高校生のときにさっぱりわからなかったことがわかっていなくても、十分理解できるし、かつ、おもしろい!


つまり『源氏物語』の場合、古語うんぬんなんて知らなくても、当時の人の生活を知ってさえいれば、現代の大不倫物語みたいに楽しく読めるわけです。

■「人」について知っていることを増やす

ひるがえって現代。
わたしたちは、なにを知っていれば、恋を楽しくドライブすることができるのか?
1つは言うまでもなく「人」です。
恋愛って、人と人がやるものだから、まず知っておくべきは人。


簡単なところから言えば、人ってこんなことをされたら喜ぶんだ~ということを、知っているか知らないか、ということ。
あるいは、人ってこういうことを言ったら、わけもなく嫉妬してくるんだ、というのを知っているか知らないか、ということ。


ほら、よく、お勉強ばかりしてきて、ほとんど誰とも遊んでこなかった人に対して「この人は、人の心というものを知らない」と言う人がいるでしょ?


たくさんの人と触れあうことで、人とはいかなる生き物なのか、が見えてきます。人と触れあうには、それなりの時間とコストがかかるので、もっと手っ取り早く知ろうと思えば、本当は本とか音楽や映画に当たるといいのですが・・・・・・あまり本を読むのが好きじゃない人もいるでしょうから、そういう人はスポーツをしてみるといいかも。


スポーツってかなり頭を使うし、頭を使っている人たちが文字通り触れあえば、かなり人という生き物を知ることができます。(だからたとえば、おじさんたちはゴルフをするのです。取引先の「人」のことを知りたいから)。

■人という生き物って、こういう生き物なんだ

自分磨きをしたり、モテるように彼の心を察する努力をしたり・・・・・・いろんな努力をしている人がいると思いますが、努力というより「知っていることを増やす」ことだけをすればいいのではないでしょうか?


人という生き物って、こういう生き物なんだ、という「こういう」を増やしていくのです。映画をぼ~っと見ていても、それなりに「こういう」が増えてきます。
誰かと飲みに行っても「こういう」が増えます(かなり増えます。もっともこの場合は、漫然と飲んでいてもちょっと・・・・・・ということですが)。


とにかく、自分がやってみたいと思うことなんでもいいのでやってみる中で「知っている」ことを増やす!


すると、『源氏物語』並みに難解だと思っていた男心を理解することさえも、「男心を読み解くって、超簡単じゃん!」と思えてきます。知っているか知らないか、だけなのです。


知らなかったことを知った瞬間って、快感でしょ?
だから、快感を味わう回数を増やすというのが、いい恋愛ができるコツなのです。(ひとみしょう/文筆家)


(ハウコレ編集部)

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