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2018年トレンドカラー☆ウルトラバイオレットをインテリアに取り入れよう!

  • 2018.3.9
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お部屋のテイストやカラーコーディネートを決めるのに、あれこれ悩んだりしていませんか?ファッションと同じように、インテリアにもその年のトレンドカラーがあります。インテリア考察の指針のひとつに、今年のトレンドカラーを取り入れたコーディネートはいかがでしょうか?

インテリアに取り入れよう♪2018年のカラーは「ウルトラバイオレット」!

そもそもトレンドカラーとは?

毎年パントン社が選ぶ、その年のトレンドカラー「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー」。色彩のスペシャリスト達が幅広い領域を細やかにリサーチし、その年を象徴する色を選定します。時代のアイコンを生み出すデザイン業界、クリエイティブ業界にとって大変重要なカラー指標となります。

2018年のトレンドカラー「ウルトラバイオレット」

パントン社が選んだ2018年のカラーは、「PANTONE 18-3838 Ultra Violet (ウルトラバイオレット)」。Violetは和名で「スミレ色」です。春の花として名高いスミレの色が今年を象徴するトレンドカラーなのです。同じ紫色の中でも、赤みが強いパープルに対して、バイオレットは青みが強い紫を指します。2018年トレンドカラーに選ばれたウルトラバイオレットは、未来を切り開く創造性に、深い芸術性、スピリチュアルの要素をも含んだ色とされています。古来より、西洋・日本ともに、紫色は高い身分の人しか身に着けることはできませんでした。この色をつくり出すには相当な労力と貴重な染料を必要としたからです。まさしく高貴さを表現する色なのです。 

海外のインテリアコーディネートに学ぶ、ウルトラバイオレットの取り入れ方。

こちらは紫色の持つエキゾチックな側面を活用したコーディネート例です。 

アンティークな家具との相性もよく、バイオレット色をほんの少し投入するだけで洗練された印象になります。 

エスニック、メキシカンなど、異国情緒あふれるテイストにも。ブランケットやマルチカバーなど、ファブリック製品にバイオレット色を取り入れるのは比較的手軽な方法で、イメチェンもしやすいのでオススメです。 

リビングのソファ周りに、ウルトラバイオレット色のクッションを配置したコーディネート例です。ナチュラルで素朴なお部屋のアクセントカラーとして目を引きます。青みのあるグレーのクッションで調和をとり、紫色の鮮やかさを引き立てています。 

手始めにはまずフレームアートから取り入れてみては。

もしお手持ちのフレームがあるならば、アートをウルトラバイオレット色でコーディネートしてみてはいかがでしょうか?お手軽で取り入れやすい方法のひとつです。写真やタイポグラフィーにポストカードなど、サイズやアートの種類は揃っていなくとも、同系色で統一するとしっかりまとまります。 

アートは壁にかけるだけではなく、床に直置きするラフな演出も有効です。賃貸にお住いの方にもお気軽に挑戦できるアイディアです。 

marimekkoアイテムに見るウルトラバイオレット

marimekkoのファブリックMustikkamaa(ムスティッカマア)。その名の通り、生地のデザインモチーフはブルーベリーですが、その美しい色彩のトーンはまさしくウルトラバイオレット。

定番デザインのウニッコ柄にもウルトラバイオレット見つけました!大胆なアートピースに目が釘付けになります。 

ウルトラバイオレットのテーブルコーディネート&アイテムでトレンド感を!

青みがやや強いですが、バイオレットの活用参考例です。白やシルバーと合わせて華やかに。テーブルのセンターをカーリングリボンがリズミカルな彩りを添えています。 

淡いトーンのバイオレットが春らしいテーブルコーディネート例です。幅広い年齢の女性に支持される色合いは、世代を超えた会食の場を彩るのにぴったり。 

イッタラのキャンドルホルダーKIVI(キヴィ)にも綺麗なバイオレットがありました。豊富なカラーバリエーションを誇るプロダクトなので、その年のトレンドカラーを1つずつ揃えていくのも楽しいですね。 

イッタラのKastehelmi(カステヘルミ)シリーズ。少し青が強めですが、スミレの花弁をイメージさせる色合い。テーブルクロスにうつり込む陰影の色彩が儚さと美しさを感じさせます。 

個性的なカラーでありながら、様々なテイストにフィットします。

紫色自体がクリエイティブ要素の強いカラーリングですが、実は様々なテイストにも合わせやすい適応力の高さをも持ち合わせています。例えば、このようなシンプル&モダンなインテリアに、高貴な色合いのソファを。 

インダストリアル&男前インテリアの空間にも違和感なくフィット。色が持つそのクールさをうまく昇華させています。合わせるラグ次第で、部屋全体の雰囲気を変えることができます。 

アーティスティック&デコラティヴなコーディネートこそ、紫色ならでは。例えばこちらのシェードランプのグリーンのようなヴィヴィッドな色にも、引かず劣らずバランス良く調和させる力を持っています。 

美しさにため息!お部屋をまるごとスミレ色に。

LEDや電球、または照明器具を工夫すると、壁や天井にロマンティックな演出を施すことが可能です。間接照明は空間の広がりを感じさせます。バイオレットの光が、神秘的で安らぎのひと時をもたらします。 

まとめ

トレンドカラーのインテリア、いかがだったでしょうか?大がかりに模様替えする必要はなく、クッションカバーやテーブルウェアなど、取り入れやすいアイテムでトレンドを取り入れていくことで、毎年新しい発見をすることができます。インテリアのマンネリ化を感じたら、ぜひ思い出してみてくださいね!

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