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恋を始めるのは、いつだって「勢い任せ」だったりする

  • 2018.3.5
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恋では勇気を出さなくちゃいけない場面がたくさんあります。
連絡先を交換する場面、はじめてLINEを送る場面、デートに誘う場面などなど、いくらでも挙げることができそうですが、どれも、思ったとおりには勇気が湧いてくれないのが現実かもしれませんね。


そんなときにはいつも「ノリで行っちゃえ、ノリで!」なんてアドバイスをしたりするのですが、この何も考えてなさそうで馬鹿っぽいアイデアにも、ちゃんとそれなりに説得的な理由がありますので、読み進めてもらえたら幸いです。

■新幹線で隣の人に話しかけるなら、いつ?

いきなりですが、例えば帰省や旅行のために一人で新幹線に乗ったとしましょう。
で、隣に座った男性が少し素敵かもしれないと感じて、別にいい感じになればいいなとまでは思わないけれど、行き先も一緒なら、道中お話をするくらいできたら楽しいかも、なんて思ってみる。
さあ、こんなとき、話しかけるならどのタイミングでしょう?


シンキング・タイム!
♪ずんちゃ、ずんずんちゃ、ずんちゃ、ずんずんちゃ・・・・・・♪


終了~!
おそらく多くの人が、「一番最初、あなたが席に着く瞬間」と考えるんじゃないでしょうか。また、これ以外の答えを思い浮かんだ人でも、こう聞くと「あ、たしかにそうかも」と感じるんじゃないでしょうか。


最初なら、隣に座った人には気楽に声をかけちゃうような「そういう人」なんだと思ってもらえますので、あんまりハードルが高くありません。逆に、座ってから時間が経つごとに、その人に向かって話しかけることについて気まずさや「今更感」を覚えてしまって、どんどんと身体が硬くなってきてしまうことも簡単に想像がつくはず。


だから、話しかけるのなら「いきなり」が一番なんです。

■ひらめきはポジティブ、思考はネガティブ

新幹線の例をもう少し恋愛に寄せて考えてみると、冒頭で挙げたようないろんな勇気のいる場面ではどれも、思いついた瞬間に、その場の勢いでパッと実行してしまうのが一番簡単でしょう。


人は、ひらめきは常にポジティブであるのに対して、思考はいつもネガティブになりがち。
よく、「アプローチしたいのに勇気が出ない」と悩んでいる人がいますけど、それは当たり前で、悩みの思考の中からポジティブなモチベーションが湧いてくるということはあんまりないわけです。


だから、「~してみようかな」と思いついた瞬間はこれ以上ないくらいに勇気のあるアイデアが浮かぶけれど、それを時間をかけて頭の中で具体的にモミモミしてみると、「もしもこう思われたらどうしよう」とか「話しかける瞬間に声が裏返ったらどうしよう」とか、どれもマイナス方向な考えばかりが浮かんでしまうんです。


こういうのって、身に覚えがあるんじゃないでしょうか。


冷静になるというのは、自分がノリと直感でひらめいたナイスアイデアを、批評家の立場になってああでもないこうでもないと論評するということ。


冷静になって考えてみるというのも大切なことはあるんだと思いますけど、付き合ってしばらくたってというような「じっくり考えることこそが大事」みたいな局面ならまだしも、出会いの場面では、冷静で慎重な行動よりも、勇気と元気で溢れた行動の方がずっと大事だったりすると思います。


そんなときには、ぜひ「いい意味でノリでやってみる」というモットーを掲げてみるのもいいかもしれませんね。あとから、思考でいくらでもリカバリできますから。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)

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