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「赤ちゃん返り、いつまで続くの…」2人目妊娠したら始めたい“上の子フォロー”3つの掟【3男児ママ考察の育児ポイント】

  • 2018.3.4
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弟や妹が生まれた途端、上の子が赤ちゃん返りをして大変だった…という話はよく耳にしますね。実は、上の子の赤ちゃん返りに困ることなく過ごすコツは、ママやパパが子どもにどう接するかがポイントでした。

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今回は、下の子が生まれた時に知っておきたい、お兄ちゃん・お姉ちゃんへの対応についてご紹介します!

■上の子フォローその1:おなかが大きくなってきたら始める「赤ちゃん返り予防」

まずは、「弟か妹が生まれてくる」その日を、これからお兄ちゃん・お姉ちゃんになる上の子と一緒に、楽しみながら待ちましょう。

上のお子さんの年齢にもよりますが、1、2歳でも「大きくなるママのおなかに“何か”がいてかわいがってあげないといけないんだ」ということは、わかってくれます。上の子に、おなかをよしよししてもらったり、声をかけてもらったりして、新たな存在の出現に妊娠中から慣れさせてあげてください。

妊娠中は、走って飛びついてくるわが子をおなかで受け止められなくなったり、抱っこするのもためらったりと“いつもと違う状況”になっていきます。そういった“今まで大丈夫だったのに、してもらえなくなったこと”に対する上の子の気持ちを受け止める姿勢が大切。満足するまでギュッとしてあげたり、なるべく触れ合う時間を取るなどのフォローも大切です。

上の子の赤ちゃん返りを防ぐには、下の子が生まれてからでは遅すぎます。おなかが大きくなってくる妊娠中からのフォローが重要なのです。

■上の子フォローその2:“赤ちゃん返り”をかわすには「ミニママ・ミニパパ」役に任命

いざ下の子が生まれてきたら上の子には「一緒に小さい弟・妹を育てよう」と、ママやパパの仲間になってもらいましょう。赤ちゃんのおむつを取ってくる・おしり拭きのケースを持ってきてフタを開ける・洋服をセットする・泣いていたらバウンサーを揺らしてあやす、など、手伝ってもらえることはたくさんあります。上の子の年齢に合わせて、お願いしてみましょう。

ミニママ・ミニパパとして活躍してくれたら忘れずに「助かるな〜ありがとう」「ほら、◯◯ちゃん(弟・妹の名前)も喜んでるよ」と伝えることが肝心です。年が離れたお兄ちゃん・お姉ちゃんなら、おむつ替えまでお願いすると、ママやパパもグッとラクになりますよ。

子どものお手伝いは、慣れるまでモタモタしたり危なっかしかったりして、見ていて心配になることも多いでしょう。上の子も、はじめのうちは好奇心で手伝ってくれますが、だんだん自分の遊びに夢中になって、お手伝いがおろそかに。

でも、実はこれ、とても良いサインなんです! 下の子のお世話をひととおり手伝って飽き、自分の遊びに夢中になれるようになったということは、下の子への嫉妬も落ち着いて気持ちが安定してきた証拠。もう、ひどい赤ちゃん返りの心配もありません。ママやパパは、安心して下の子との時間をたっぷり取ってあげましょう。

■上の子フォローその3:子どもの不安を取り除く魔法の言葉「大好きだよ」

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妊娠中から産後にかけて、いつもよりもたくさん言葉で「ママやパパは、◯◯(上の子の名前)が大好きだよ」と愛情を伝えてあげるようにしてください。「言わなくてもわかる」は子どもには通用しません。

赤ちゃん返りをする大きな要因は「ママやパパを取られてしまう」「ママやパパは小さい赤ちゃんのほうを好きになってしまうんじゃないか」「ママやパパは自分を嫌いになるんじゃないか」という不安感にあります。

なかなか面と向かって伝えづらい時は、夜寝る前の日課として「大好きだよ、おやすみ」と伝えるなど、習慣化するのもおすすめです。下の子が生まれてもママやパパからの愛情は変わらないとわかれば、安心して弟妹を受け入れてくれますよ。

■赤ちゃん返り、三兄弟の場合はまさかの…

わが家では、次男が生まれた時も、三男が生まれた時も、“上の子を優先”。「一緒に育てていこうね」という姿勢を取るようにしてきました。その結果、長男はいつも“お兄ちゃん”としてあれこれやってくれて、今もとても助かっています。

ただ、お兄ちゃんが大好きすぎる次男は、長男が赤ちゃん(三男)ばかりかまうようになったので、いつもよりも甘えん坊になった時期がありました。それでも、根気強く「大好きだよ」と伝えながら、お手伝いをしてもらったり、次男優先で動くようにしたことで、ひどい赤ちゃん返りにはならずにすみました。

赤ちゃん返りがあまりない子でも、ママやパパに甘えたい気持ちはどこかにあります。上の子がそっと寄り添ってくるような時には、ギュッと抱きしめてさみしい気持ちをカバーしてあげるようにしてくださいね。


(土屋 菜々)

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