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「大人の女性」は彼を知らないお店に連れて行く

  • 2018.3.1
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「大人な女性と付き合いてぇ・・・・・・」
いい歳の男子はこんなことを思うようになりますが、私たちの彼氏や好きな男子も、同じようなことを考えているのかもしれません。
「大人」と一言で言っても抽象的でよくわかりませんので、今回は、それを少し因数分解してみて、彼らが求めているものが何かを探ってみましょう。

■ひとつは「刺激」

男子が「大人の女性」と言うとき、それは「知らない世界を見せてくれる」人を思い浮かべていることがよくあります。
だから、例えば六本木や中目黒や青山や銀座とかにある、いわゆる「大人なカップル」が集まるそうなおしゃれなお店に連れて行ってあげると、この欲求は満たしてあげることができます。


逆に、有楽町あたりのガード下にある、サラリーマン向けで正直あまりおしゃれではないけど(むしろガヤガヤしてる)ひたすらご飯とお酒が美味しいお店なんかに一緒に行くと、「いろいろ一周して、こういうお店が気楽で好きなんだよね」みたいな大人の雰囲気が漂っていて、これまた満足してくれると思います。


彼らがある程度歳を重ねると「大人の女性」に焦がれるのは、それなりにいろんな恋をして、「同世代の女子と付き合ったら行きそうな場所、しそうなこと」をある程度やりつくしてしまったからということが多くて、そうなると、どうしても欲しくなるのが新しい恋愛体験。


これを埋めてくれ(そうに彼らが感じているのが)、この、姿の見えぬ「大人の女性」だからです。その意味で、「知らないお店」に連れて行ってあげることは、ひとつのヒントになりそうです。普段は相手にお店を探して決めてもらっているという人の場合には、このやり方はとくにおすすめです。

■あとは・・・・・・

ただ、「刺激」を満たすだけで済むなら話は簡単で、そうはいかないから「大人の女性」になるのはとても難しい。


そもそも「大人な人と付き合いたい」と考えている人というのは、そもそも自分自身が子供だと感じているからこそそんなふうに思っているというのがよくあるオチ。


サラリーマンは、「大学生と合コンしたい!」とは言っても、「大人な女性と付き合いたいなぁ」なんてことは言わないのです。
ここから逆算するとようやく見えてきたようですが、要するに、彼が求めているものは「子供な俺を包み込んでくれる力」ということになるでしょう。
これまた抽象的ですが、例えば、ケンカになりそうなムードの中、彼が放ったイラっとする一言にも(たとえ正論でも)言い返さずに堪える力や、遅刻しても謝らなかったり、むしろヘラヘラしてすらいる彼の自分勝手な行動にも、「しょうがないなぁ」とほこを収めたり。子供な一面を見てしまったときに、文字通り、子供と遊んでいるかのような気持ちで上手にいなすこと。


こういったものは、それ相応に歳をとって初めて身につくものに思えますが、私はむしろ、年齢に関わらず、彼のことをいかによく知っているかというところが大切だと思います。
一緒にいて、彼の(たしかに良くはないけれど)悪気はないところ、悪気がないから、怒ったり注意してしまうより、「はいはい」と受け流す方がスムーズに付き合えるというポイントがわかってきます。


こうしていけば、やがて、彼にとってその人が一番の大人(理解者)に感じられるようになって、「大人の女性」への漠然とした欲求も薄れて行くはず。


ま、最後の最後は、彼自身が大人にならなくちゃいけないんですけど、それはまた、彼自身がどうにかすべきお話ですから。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)
(後藤真由子/モデル)
(gaku/カメラマン)

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