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入浴剤の洗い流しにも要注意!妊娠中のお風呂で気をつけるべきこと

  • 2018.3.1
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こんにちは。

メンタルケア心理士の桜井涼です。

妊娠中は、気をつけなければならないことがたくさんあります。

その中の1つが入浴です。

マタニティブックなどにも記載があると思います。

今回は、お風呂で気をつけるべき点を3つに絞り、理由も紹介させていただきました。

●入浴剤の流し残りも注意!”転倒”の危険性

転倒については、多くのマタニティブックなどにも記載されています。

妊娠をしていることで、前傾姿勢になりやすくなっています。

そのため、重心がずれて、普通の体の時より不安定になっている状態です。

転倒すれば、お腹に衝撃を与えることになりますので本当に怖いです。

母子ともに守るために、注意が必要とされています。

特に注意したい箇所と、理由をまとめてみました。

・浴室の床(ヌメリ・洗剤の流し残り・石けんやシャンプー剤など)
・浴槽の底(入浴剤など)

どんなに掃除をしたとしても、流し残りなどが滑りの原因となってしまいます。

転倒を避けるために、つかまってお風呂に入ることをおすすめします。

●転倒の原因にも!”長風呂”に注意

これもまたマタニティブックなどに記載があるかと思います。

しかし、理由が書かれていないことがあるため、財団法人母子衛生研究会が発行している『赤ちゃん そのしあわせのために』を参考に書かせていただきます。

妊娠中は、血圧が下がりやすくなっていたり、動悸が起こりやすくなっていたりします。(特に妊娠後期)

長く入浴すると、動悸などから、体調が悪くなってしまう可能性が高くなるのです。(のぼせやすいなど)

そうなれば、転倒にも繋がります。

だから長風呂が良くないのです。

入浴は、10分程度を目安としましょう。 半身浴ならもう少し長めでも大丈夫ですが、体調の様子を見ながら入ることが大切です。

●妊娠中は通常時の肌と違う!熱すぎる湯にも注意

普通の体と同じような温度で入浴すると、熱すぎる場合があります。

なぜかというと、妊娠中は肌が普段よりも敏感になっているからです。

熱すぎる湯に入ると、皮脂を落としすぎてしまいます。

これでは皮膚に余計な刺激を与え、かゆみなどの原因になってしまう可能性があるのです。

また、熱すぎる湯は心臓へ負担をかけてしまうことにもなるため、注意が必要です。

妊娠中の入浴の適温は、38~40度 と言われています。

普段、42度のお湯に浸かっているという人にとっては、上記の温度だとぬるく感じるかもしれません。

ですが、自分を守ることは胎児を守ることにも繋がるということを忘れないでください。

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以上、いかがだったでしょうか?

妊娠中は、お風呂に入るのも一苦労です。

その際に注意しなければいけない3つの点は、全て関係しています。

熱すぎる湯や長風呂をすると、転倒に繋がってしまうのです。

いずれも母胎に負担がかかるものであるということなのです。

だからといって入浴を敬遠するのではなく、ゆとりを持ちながら入るようにしましょう。

体に負担をかけないようにして、入浴を楽しんでいただければと思います。

【参考書籍】
赤ちゃん そのしあわせのために
発行:財団法人母子衛生研究会

●ライター/桜井涼
●モデル/前田彩

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