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固定費が数千円は安くなる!! 携帯代を大きく節約できる格安スマホの実態

  • 2018.2.28
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TVCMなどでも最近話題の格安スマホ。存在は知っているけれども、プランが複雑そうでなんとなくピンと来ていない人も多いのでは? 実は格安スマホは使い方次第で携帯代をグッと抑えられるかもしれないんです! 今回はそんな格安スマホの種類やメリット、デメリットなどをわかりやすくご紹介します。

●話題の格安スマホとは?

まずは「格安スマホ」というものが一体何なのかご存知ない方のために簡単にご説明します。
格安スマホとは、格安SIM(Subscriber Identity Module)を使うスマホのこと。SIMは契約者を識別する規格であり、スマホで電話やネットを使用するにはこのSIMが必要になってきます。
ドコモやau、ソフトバンクといった大手携帯キャリアは自社で通信回線を所有しています。これらから通信回線を借りることで、データ通信サービスを提供しているのが、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者です。この事業者が扱うものは格安SIMであり、格安SIMが搭載されたスマホを「格安スマホ」と呼んでいます。
大手携帯キャリアから通信回線を借りることで、莫大な初期投資や高額な維持費が不要となります。そのため、格安スマホはデータ通信料金を安く抑えて使用することができるんです。

●メリットは何と言っても安さとプランの分かりやすさ

近年はさまざまな会社がMVNO業界に参入しており、「どの会社を選べば良いかわからない」という人も多いですよね。CMでも話題になっている楽天モバイル、マイネオ、UQモバイル、LINEモバイル、Y!mobileなど本当にたくさんあります。そのメリットやデメリットをご紹介していきます。
格安スマホ最大の魅力は月額料金が安くてわかりやすいだけでなく、自分に合ったさまざまなプランを選べること。基本プランが「月々1980円」、「月々2980円」と非常にわかりやすい体系になっていて、割引制度がたくさんある複雑な料金プランがないのが特徴です。
さらに基本プランにデータ容量の選択、「〇分以内の電話かけ放題」や「データ容量2倍」、「他社も含めたすべてのスマホや固定電話への国内通話無料」といった、自分にオプションを組み合わせることができます。オプションを付けなければ上記の基本料金だけでスマホが使用できます。オプションをいろいろ付けたとしても+1000~3000円程度なので、大幅に携帯代が安くなっちゃいます!
楽天モバイルは、料金の支払いで楽天スーパーポイントが貯まったり、マイネオはマイネオユーザー同士が余ったパケットを分け合えたりとMVNOはどれも個性豊か。「どのMVNOにしようかな」と迷った時には、自分に合ったオプションがある事業者を選ぶことが大事になってきますよ。

●データ通信や長電話で高額になってしまうことも

もちろんデメリットもいくつかあるので見ていきましょう。
まずは通信速度です。大手携帯キャリアから通信回線を借りているため、昼間や夕方といった混み合う時間帯にはつながりにくくなることも。ただこれは自宅や職場にWi-Fi環境があったり、ポケットWi-Fiを持ち歩いたりするなどで問題なく使っているケースが多いようです。
そしてオプションに入っていない状態で思わぬ長電話をしてしまうと料金がとても高くなってしまう場合も。また月のデータ通信料をオーバーしてしまい、追加容量を購入したりして、結果的に料金が高くなる時もあります。自分の使用状況や入っているオプションを考えながら、注意深く使用する必要があるのが格安スマホです。
さらに携帯キャリアが変更するのですから、当然キャリアメール(「~~~@softbank.ne.jp、~~~@docomo.ne.jp」)が使用できなくなります。その代わりに各MVNOが提供するメールアドレスを使用することもできますが、アドレス変更の連絡などが面倒くさい人にとってはデメリットかもしれませんね。
最近では「スマホはメールとネットくらいでそんなに使わない」という若い女性からどんどん人気を集めている格安スマホ。格安スマホを2台目にして「ネットだけ使用」「電話だけ使用」といった使い方をするビジネスマンも増えているんだとか。皆さんも自分に合った格安スマホを見つけて、携帯代を一気に安くしてみませんか?
(富士みやこ)

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