彼が落ち込んでいるときの上手な対処法

もし恋人が落ち込んでいたら、あなたはどうやって彼の背中を押してあげますか？

励まし方ってふたりの相性を図るうえで、とても大事なポイントですよね。
特に彼のメンタルが弱い方だと、励まし方がいい関係を築く手立てになりそう。

そこで今回は、彼がネガティブモードの時の接し方について考えてみました。

話を聞く姿勢を取る

彼が仕事やプライベートで悩んでいる時、まず「どうかした……？」と話を聞いてあげる女性は多いはず。

男性は悩みを抱えている時、何かとひとりで抱えてしまいがちな傾向にあります。
そのため、「何か悩んでいることがあれば、話しちゃった方が楽になるかもよー」と、温かく話を聞いてあげる姿勢を取ることはとても大事です。

あなたのそのひと言に背中を押されて、彼は「実は……」と話を切り出すかもしれません。
この時に大事なのは、彼の意見を尊重しながら聞いてあげることです。

ムリに彼の悩みを解決しようと思う必要はありません。
「うんうん」「そっかあ」と話を聞いてあげて、もしアドバイスできることがあれば「●●をやってみるのはダメなんだ？」と、それとなく聞いてみては。

あるいは、過去に似たような体験で苦労したことがあれば、その話を参考がてらしてあげるのもいいかもしれませんね。
彼の悩みレベルによっては、すでに自分の頭で答えが出ている可能性も高いもの。

まずは、彼の気持ちに寄り添ってあげることを第一に考えてみて。

考え過ぎないことを提案する

人間って一度ネガティブな感情に捉われてしまうと、そのことが頭から離れないですよね。

特にメンタルが弱い人の場合、一日の生活がそればかりで回ってしまいそうです。
この時に大事なポイントが、「考え過ぎないこと」と「自分だけの考えで完結しないこと」です。

「考え過ぎないこと」は、文字通りの意味です。

例えば仕事でミスをして「俺（私）ってやっぱりダメな奴なんだ……」と落ち込むことって、よくあるのでは？
でも、まだ仕事に慣れていないうちは、失敗して当たり前ですし、失敗が成功のもとに繋がっていくもの。

それなのに、いつまでも失敗を引きずっていては、体に悪く、ノイローゼになってしまいますよね。

ですので、ネガティブな感情に捉われた時は、一度考えることをやめることも大事です。
「考え過ぎもよくないよ」と、それとなく彼を諭してあげて。

彼がネガティブな気持ちでいっぱいの状態をうまくガス抜きしてあげてください。

自分の考えだけでジャッジしない

もうひとつの「自分だけの考えで完結しないこと」は、誰かに相談することの大切さを彼に教えてあげることです。

自分ひとりで考えていると、自分だけの考えで物事をジャッジしてしまいがち。
周りからしたら「そこまで考えなくても……」と感じることもあるでしょうし、自分の考えに縛られてしまい、自分で自分を追い詰めて苦しくなってしまうこともあるでしょう。

ですので、同じような悩みを抱えている友達を見つけたり、恋人にどんな些細なことでもいいので、相談したりすることの大切さを彼に教えてあげて。
「いつでも味方になってあげるし、何でも気になったことがあれば話してくれていいからね」と言ってあげられるだけでも、あなたの存在に彼は安心して心に余裕ができるのでは。
ネガティブ思考に包まれたままでは、とても苦しいもの。

彼の気持ちを上手に取り除いてあげられるように、こうしたポイントに気を配りながら接してあげてみてください。（柚木深つばさ／ライター）
（愛カツ編集部）