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若いうちから知っておきたい「人に任せるということ」

  • 2018.2.27
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高校生くらいだと、自分の代わりに友達に告白してもらう、というパターンがあるのかもしれません。オトナになるともう少しやり方がこなれてきて、好きな彼が参加する飲み会をチェックして自分もかならず参加する、というやり方になるのかもしれません。
なんの話かと言えば、「人に任せること」がうまくなれば、自然と彼氏ができるようになる、というお話です。

■ほんの10年前の恋愛ハウツーが通用しない時代

「片思いの彼にどうやって告白すればいいのでしょうか」という恋愛相談って、わりと多くて、その答えはつねに「自分から告白するのは二流です。一流は相手に告白させるように仕向けます」というものです。


がしかし、自分から告白する勇気のない男子が増えたからか、この答えがなかなか通用しなくなりました。むかしは、と言っても、ほんの10年前くらいは、男子に告白させるように仕向ける女子が非常に多かった印象があります。


ふたりで飲みに行って、なんだかんだ言い訳を述べて彼の部屋に上がり込んで、ソファに並んで座って彼の肩に頭をちょこんと乗せて、彼が手を出してくるのを待っていた女子って、むかしはそれなりにいたと思うんです。


今は、彼女と並んでソファに座っても、手を出してこないどころか、「終電がなくなるから、早く帰りなよ」なんて、空気が読めない男子が増えたのか、このテクがマイナーなものになっているように感じますが、いかがでしょうか?

■人をうまく使ってみてはいかがでしょうか

なので、片思いの彼が告白してこないと悩んでいる人に対しては、「人をうまく使ってみてはいかがでしょうか」という答えが、わりとしっくりくるかもしれません。


たとえば、冒頭に書いたように、共通の友達をうまく使って(お願いして)、彼に自分の気持ちを伝えてもらうとか。
あるいは、出会いの場所がわからないとか、職場が女子だらけでそもそも出会いがない場合であれば、友達に彼氏を紹介してもらうとか。


こんなふうに人にやってもらうことを覚えると、意外と恋愛のみならず生きること自体が楽です。


恋愛に悩んでいる人の中でもとりわけ、「出口のない悩み」とか「答えがない相談」をしてくる人の傾向って、人を使うのが下手です。全部を自分でやろうとしています。
それ自体はいいことなのかもしれません。他人に迷惑をかけることなく、すべて自分でやってしまおうという心がけそれじたいは、悪くないでしょう。でも不器用にもほどがある、という見方もできるはず。

■他人を活かすことで、運気が回りはじめます

恋愛も仕事も、生きることじたいも、もうすべてのことは、ひとりではできません。恋愛は彼氏がいないとできない・・・・・・ということのみならず、ふたりの恋愛を応援してくれる人がいないと、なかなかうまくいかないのです。恋も愛も気まぐれだから。(だから不倫は大変なのです)。


人をうまく使うこと。そして人になにかをやってもらったら、きちんとお礼をすること。さらに言えば、人をうまく使うとか、人に任せるとは、「人を活かす(他人を活かす)」ことです。さらにさらに言えば、他人を活かすことで、運気が回りはじめます。


逆説的に言えば、出口のない恋の悩みを抱えているということは、あなたのまわりの人やモノやコトが、どこかで停滞しているということです。すべてのものをほどよく回してあげましょッ。(ひとみしょう/文筆家)


(ハウコレ編集部)

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