【Sunshine Lover宣言】紫外線量、急上昇中! 意外と知らないUV、基本の「き」と日焼けの盲点

侮るなかれ。春先のUV量は、夏終わりに匹敵!

気象庁の「日最大UVインデックス(観測値)の年間推移グラフ」によれば、UVが地上へ降り注ぐ量は2月から急激に増え、3〜4月には残暑厳しい9〜10月に匹敵。春の肌は季節の変わり目に加えて風、花粉やホコリで敏感になりやすい状態。無防備でいると、UVのダメージをもろに受けてしまうことに。

そもそもUVの種類って? シミだけじゃないUVの影響

よく目にするUVとは「ultraviolet」の略で、日本語では紫外線の意味。太陽の光に含まれている目に見えない光(不可視光線)で、人が認識できる紫色の範囲外という意味で、紫外線と呼ばれる。

この紫外線は波長の長さによって周囲が区分され、波長の長い方からUV-A、UV-B、UV-Cに分かれる。

UV-A(315〜400nm)

大気の影響をあまり受けずに、地表に到達する紫外線のひとつ。真皮と呼ばれる肌の奥のゾーンまで侵入し、肌弾力やハリにダメージを与える。つまり、将来のシワを起こす原因がこのUV-A。肌にあるメラニンを酸化させて肌を黒くする犯人もこの波長。

UV-B(280〜315nm)

地球を取り巻く大気の層のひとつ「成層圏」にあるオゾン層でほとんどが吸収され、残りが地表に到達。ただし、生き物に大きな影響を与えるといわれ、エネルギーが強いために肌に急激な変化を起こす。肌を赤くしたり、肌表面の細胞を傷つけたり、シミの原因になるのがこの波長。皮膚がんの一因になったり、皮膚細胞のDNAを傷つけることも。

近年、UVを防いでくれるオゾン層に開いた穴、オゾンホールの拡大により、このUV-Bの増加が懸念されている、という日焼けトピックスも。

UV-C(100〜280nm)

成層圏中とそのさらに上にあるオゾン、酸素の分子によって吸収され地表には到達しないとされている波長。

メラニンとサンバーン、サンタンの話

「メラニンといえば、にっくきシミのもとでしょ?」と思いがちだけど、実は私たちにとってなくてはならい存在。メラニンは色素の一種で、人と動物と一部の植物に作られるもの。黒色メラニン(ユーメラニン)と肌色メラニン(フェオメラニン)の2種がある。

メラニンはUVの刺激を受けると、肌(表皮)の底「基底層」にあるメラノサイトという“メラニンを作る工場”で作られ、肌の表面まで受け渡されて肌を黒くする。

このメラニンの役割はUVのダメージを防ぐ、いわば日傘のようなもの。メラニンがなければ、日焼けのダメージはもっと深刻なものになってしまうことに。

ではメラニンが悪者のようなイメージをもたれているのはなぜか。それは、メラニンが居座ってしまい、うまく肌から排出されないことで局所的に黒くなっている状態がシミだから。年齢を重ねたり、そのほかの理由で肌からスムースにメラニンが出ていかないことでシミになるので、その犯人がメラニン、と言われるのは確かに間違っていない。けれど同時にメラニンは、私たちの肌のガードマンでもある、というわけ。

そして日差しを浴びたあとのキーワードとしてよく聞く「サンバーン」と「サンタン」。サンバーンとは文字どおり「サン(太陽)+バーン(やけど)」。強い日差しを浴びたあとすぐに現れる、肌が炎症を起こしている状態。

メラニンの防御が間に合わずに肌が炎症を起こしているので、赤くなってヒリヒリし、ときには水ぶくれができることも。まさにやけどと同じ。さらに肌が焼けているだけではなく、シミやシワ、皮膚がんの原因になることも。やけどと同じ状態なので、冷やすこと、休養を取ることが対処法に。

一方、サンタンはサンバーンほど炎症を起こしていないレベルの日焼けのこと。サンバーンほど急には現れず、肌が黒くなるのがサンタン。サンバーンとサンタンの現れ方には個人差もある。

都市部でも海でも山でも! UV危険エリアは身近にあった‼

SCENE1 都市になるほど“あの光”が肌を狙う!「ビル街」

アスファルトに塗装された道路に、ガラス張りやミラー加工のビル群。そんな街並みを、今日は薄着に生足でショッピング。ちょっと待って! アスファルトのUV反射率は10%かそれ以下(*)といわれ、アスファルトやビルからの照り返しで空からだけではなく、道路や側面からの日焼けにも注意が必要! 反射光と照り返しは全方位で狙っている‼

SCENE2 寒さ厳しい「雪山」と太陽さんさんの「ビーチ」では?

まぶしく日差しが照りつけるビーチ。今日は日焼け止めをしっかり塗ってるけど、そういえば冬に行ったスノーボードは寒かったから日焼け止めはパス。……これは間違い。砂浜のUV反射率は25%、新雪ではなんと80%(*)にも達する! 夏でも冬でもシチュエーションによってはしっかりしたUVケアが必須‼

SCENE3 涼しいから大丈夫、は大間違い! 「高原や山」の危機

高原や山では涼しいし、太陽の影響もそれほどないなんて思っていたらこれも大間違い! 標高が上がるほど、上空の大気量が減って紫外線は散乱しにくくなるために本来は弱まるはずのUVの力をそのまま受けてしまう。例えばドイツでは1000m当たり50%以上も増加したとの観測結果(*)も。

*出典:気象庁ホームページより

結論。私たちには一年中、日焼け止めが必要だった!

こうして振り返ってみると、スポーツやアウトドア好きなFitガールズにとって、太陽は確かに身体や心にもいいし、愛すべきパートナー。だけど、その一方で美肌のみならず、DNAや未来のトラブルにまで関わる存在。

太陽と仲よくつきあうのは、これからの新常識。そのためには、たっぷりの水分補給と美白ケアとインナーケア、そして何よりも日焼け止めがこれまで以上に必要なことがよくわかる。

心地よくて、毎日でもつけたくなる、パワフルな日焼け止め。それを年間のパートナーに、今年からはこれまで以上に、太陽と存分に戯れて!

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提供元: Women's Healthの記事一覧はこちら

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