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1日350g!野菜の調理法変化でもっと美味しく食べるコツ

  • 2018.2.26
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野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維、酵素などが含まれます。美容・健康のために欠かせない栄養成分ですよね。野菜の価格が高騰している昨今ですが、健康志向の高まりから「それよりも栄養を!」と考える方も少なくありません。また、せっかく野菜を食べるなら“美味しさ”も大事なポイント。「なんだかイマイチ……」では、野菜ライフを楽しめなくなってしまいます。
そこで今回は、美味しくモリモリ野菜を食べるコツについてお話ししていきたいと思います。
 

1皿70g×5皿を目安に

厚生労働省が推進する食生活改善のための運動「健康日本21」では、1日当たりの野菜摂取量は350g(成人)としています。小皿1皿あたり約70gと考えると、5皿必要になるという計算です。毎食バランスよく野菜を取り入れることができれば、クリアできない量ではありませんよね。
しかし、野菜好きの方ならよいのですが、「そこまで好きではない」という方にとってはややハードルが高いかもしれません。
では、野菜をしっかり食べるにはどうしたらよいのでしょうか。ここからは、自宅で野菜を調理するシーンにフォーカスして、美味しく食べるためのポイントを挙げていきたいと思います。
 

味覚だけでなく“視覚”も大事に

野菜は赤や黄色、緑、紫など色彩に富んでいます。味の美味しさ好みも大事ではあるのですが、視覚からも楽しめるような食材選びをし、盛り付けをしてみてください。その鮮やかさから、野菜を食べることを楽しめるようになるでしょう。
「美味しい!」と言ったり思ったりしながら楽しく食べることで、消化吸収率が上がるというデータもあるそうです。
 

それぞれの野菜の特徴に合わせた調理を

野菜を口にしたとき、歯ごたえってとても大事ですよね。生野菜であればシャキシャキした歯ごたえ、加熱をした野菜であれば適度な柔らかさとほっくり感がポイントになってきます。
生野菜の素材や栄養を生かすためには水洗いの時間は短く、加熱をする場合は下記の項目を参考に調理してみてください。
(1)炒める・・・素材の大きさを揃えて、火が均一に通るようにする
※ 香味野菜→根菜→葉物野菜の順に炒めるとそれぞれの野菜のよさが生きてきます。
(2)焼く・・・時間をかけてじっくり火を通すと素材の甘みがでる
(3)煮る・・・煮汁を少なくし、旨味の流出を防ぐ
※ 素材に煮汁がかぶるくらいの量を目安に
(4)蒸す・・・さつまいもは低温でゆっくり、それ以外の野菜は中~高温で短時間で蒸しあげると水っぽくならない
 
野菜は下処理や調理次第でその美味しさが変わってきます。一日350gを目指して、美味しく楽しく野菜を摂りたいものです。
 
【参考】
「健康日本21」- 厚生労働省
1日350g!野菜の調理法変化でもっと美味しく食べるコツはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

高木沙織

“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。

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