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錆びついた恋愛勘を取り戻せ!ご無沙汰の恋愛で注意すべきポイントとは?

  • 2018.2.25

「あ、こんな思いを誰かに抱くの、久しぶり……かも」

恋なんて面倒くさいだけ、ひとりで生きてくほうがずっとラク……。

若い頃のうまくゆかなかった苦~い経験や恋愛で受けた心の傷に見切りをつけ、なんでもひとりで決めて男に頼らず生きてきた……。そんな女性にだって、まるでアクシデントのように「久しぶりの恋」は降りかかる。

けれど……問題は「恋をしたそのあと」。

数年ぶりのデート、異性と二人きりになるなんて勝手がまるでわからなくなっているし、かといってもう「男性とお付き合いするの慣れてないから」と、しくじりが許されるようなトシでもない。

今回は「長いこと彼氏がいなかった女性が、久々の恋で注意しなければならないポイント」をまとめてみた。あなたの「錆びついた恋愛勘」を取り戻す助けにしてみて欲しい。

1)昔の恋と比べない!

・「大学出て以来、8年ぶりにできた彼に対してなぜか苛立ちばかり覚えていた。

『もっと楽しいデートプラン立ててほしいのに』とか『なんかこの人、ニブイなぁ……』『前に話したのに、なんで覚えててくれないの?』とか……。でもソレって、無意識のうちに『前の彼氏と比べてた』ってことに気付いた。

社会人になりたてで責任もなかったときと、30過ぎた今とでは仕事や忙しさの質が同じワケがない。それなのに今カレに、昔と同じような付き合い方を求めてた……。

そう分かってからは、彼の“うっかり”や落ち度も許せるようになりました(笑)」(31歳・総合職)

……「ブランクアリ女子」がいちばんやってしまいがちなミスがコレ、「昔の男とくらべてしまうこと」。

「最後に恋をしたのがヘタすりゃ20代前半」なんて女性もかなりいるのではないだろうか?

女の記憶は恐ろしいモノ。もうとっくに忘れたつもりでも、デートすると反射的に「昔の男の仕草や行動」が思い浮かんでしまうものだ。

しかし“記憶のなかの当時の彼氏”はたいていの場合若く未熟でヒマをもてあましていて、あなたの目の前にいる“社会のなかでストレスを抱えている彼”とはまったく境遇が違うはずだ。

それなのにあなたは「当時の彼の情熱」を今の恋人に求めてしまう……。

それが間違いのもと!

あなたの今の恋人は、昔の彼との時とは出会った環境や状況が違うのだ。

昔の彼と果たして今付き合ったらどうだろうか?

同じことをしてくれるとは限らないのだ。

2)卑屈になりすぎない!

・「長すぎるブランクのあとの恋って、すごく卑屈になりがち。自分でもイヤなんだけど、『彼は年下なのにこんな年上と付き合ってくれてるんだし』とか、『彼を逃したらもう後がないだろうし……』みたいに考えちゃって……。それで彼に意見したりせず彼のいいようにしてた。そしたら彼が俺様男みたいになってきちゃって……。だから『あなたのこういうところがイヤ、私は年増かもしれないけど都合のイイ女じゃない!』ってお別れ覚悟ではじめて強い口調で意見した……。そしたら『そんな風に思ってたんだ……ほんとにゴメンね』ってすごく謝られて、なんかかえって尊敬されたみたい(笑)。結果オーライかな。思い切ってキッパリ発言したのが良かったみたい」(34歳・百貨店勤務)

……「私はトシだけど都合のイイ女にはならない」というフレーズを、すべての「久々に恋する女子に贈りたい。

「この恋を逃したらもうおわり」という切羽詰った気持ちはよ~く分かる。

けれど、それと男をつけ上がらせるのとは全く別なのだ。

ほとんどの場合、男性を「暴君」や「ダメンズ」にさせているのは、嫌われたくないばかりに都合よくふるまう女の側なのである。

”いくら崖っぷちの恋”でも「コレだけはダメ」「こういう男なら別れる」と線引きをもって“久々の恋愛”に挑むべし!

3)「今のあなた」に見合う服や下着を身につける!

・「久々のデートでいちばん困るのは、“服と下着”だと思う(笑)。デートコースや場所にふさわしい服がないってこともあるし、どんなの着ればいいのかも迷う。あんま気合入れすぎても引かれるだろうし、かといって地味すぎるのも……。

特に注意しなければいけないのが下着!!メールでデートの約束をしたはいいけど『もしかしたら明日彼と寝ることになるかも』……って予感がしてタンスを見渡すと肩紐が伸びたり色褪せた下着しかないことに気付いて愕然とした(笑)。結局そのときはエッチなしだったからセーフだったけど、恋したその瞬間から、新しいランジェリーは必須アイテムだとつくづく思い知らされた」(32歳・メーカー)

……「ご無沙汰女子」が最もやりがちな「物理的失敗」がコレ。

 

あなたのクローゼットの中に、男性に見られても恥ずかしくないキレイな下着は入っているだろうか?デートのときに着る服は「捨てるのには惜しい」という理由だけで着続けているものや、今の体型やサイズに合わないものではないだろうか?

「旬の過ぎた服」「どことなく型崩れした服」「ヨレた下着」というのは女にみすぼらしい感じを与える。

それは流行に疎い男性の目さえごまかせないほど、ちゃんとわかるモノなのだ。

 

「数年前のあなた」ではなく「今のあなたの心と身体」にフィットした服と下着を、常に揃えるよう心がけよう。

備えあれば憂いなし!!

彼から突然の誘いがあっても応じられるように……。

 

【ひとりで過ごしてきた時間は、決してムダにはならない】

長いこと恋をしなかったあなたはデートの手順やベッドでの反応の仕方さえ忘れているかも知れない。

以前恋したときよりも年齢を積み重ねているぶんだけ、体力や気力は衰え体型だって崩れてきているかもしれない。

しかしあなたがたったひとりで過ごしてきた時間はムダにはならない。あなたは数え切れぬいくつもの長い夜、人知れず苦しい涙を飲み込むことによって、「昔恋したとき」よりもずっと誰かに対して優しく出来るはずなのだ。そのことを決して忘れてはならない。

若い頃よりずっと強く賢くなったあなたが、今度こそ「くつろげる恋」を手に入れられることを願っている。

体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子

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