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旦那は30歳過ぎの大きな子ども?リアルな産後の夫婦関係

  • 2018.2.23

こんにちは、佐原チハルです。

一昔前とは違い、恋愛結婚が主流の昨今。

「結婚生活が長くなっても子どもができても、恋愛していた時の気持ちも大切にしていたい」という声を聞くこともあります。

一方で、結婚は日常生活の連続 です。

さらに、産後のママからは、「子どもが生まれれば、恋愛気分なんて遠い世界の話……」という声を聞くことも多いです。

子どもが生まれたら、夫のことは異性の恋人ではなく“パパ” に見えるばかりになるのでしょうか?

産後の夫婦関係について、ママたちの声を聞いて見ました。

●産後は、「基本はパパ、だけど時々は恋人になる」という声

「やっぱり、基本は“パパ”ですね。でないと生活が成り立たないです。でもうちは、数ヶ月に1度くらいは恋人気分 を味わうようにもしています」(30代・4歳と2歳の子のママ)

こちらは専業のママさんです。

ご実家のサポートもなく、2人のお子さんのお世話をするのは、とても大変。

「恋愛感情持ってる余裕はない」とのことです。

しかし、それでも数ヶ月に1回は、旦那さんと2人きりでデートするようにしているそう。

それが、大きな息抜きの機会になっているらしいのです。

「年に数回は夫の実家に遊びに行くんですけど、義母が『2人ででかけてらっしゃいな』って、デートの時間をくれるんです。だいたい3〜4時間くらいかな。」

最近はあらためて、非常に貴重な機会をもらえていると感じているそうです。

「デートなんて、別にわざわざする必要なんてないかもしれないけど、必要ないものを楽しむ時間もまた人生には必要、っていうか。昔に戻って恋人みたいにデートを楽しめることで、日頃、“パパ”の夫への信頼感も増す というか。」

産後でも、旦那さんを恋人として見られるという非日常の時間があるからこそ、日常がイキイキとしてくるのですね。

●「パパとして見たことがない」という声

「夫を“パパ”として見たこと、妊娠してから1度もない です」(30代・3歳の子のママ)

文字だけみれば、ラブラブ恋人気分の保てているご夫婦のようにも思われます。

しかし、実態はそうでもないようで……。

「パパにも見えないけど、恋人にも見えない。子どもだと思う。でっかい子ども。時々3歳より手がかかるくせに偉そうだから、意味がわからなくなる。私が産んだわけでもない、育てる責任があるわけでもない三十過ぎの面倒みなきゃいけないの、すごく嫌 。」

最近では、「パパでも恋人でもない人と、私はなんで一緒に暮らしてるのかなって不思議な気持ちになっちゃう」そう。

筆者の知人にも「家事とか育児とかして生活感出したら、男としての魅力がなくなっちゃいそう」と言っている男性がいました。

しかし、パパとして・家族としての責任感を行動で示せなくなってしまったら、男としての魅力どころか、家族としての魅力も失ってしまうかもしれませんね。

●「パパでしかない。だからこそ……」という声

「子どもが生まれて以来、夫はパパです。私はママだし、彼は“パパ”の人。そういう認識しかないです」(5歳と3歳の子のママ)

こちらは上記の声とは違い、「パパにしか見えない 」という声です。

こちらは一見すると、ラブラブ気分のないご夫婦のように見えてしまうかもしれません。

しかし、こちらもやはり、実態はイメージとは違うようです。

「パパなんだから、パパに見えて当たり前だと思います。パパだなって思えなかったら、そっちの方がやばいっていうか。それに愛情って、恋愛のドキドキするやつだけが全てじゃないですよね」

結婚して恋人が夫になり、妊娠・出産を経て“パパ”になった今こそが、相手への愛情を一番感じている 、とこちらのママさんは言います。

「一緒に人生を過ごして、関係性も一緒に変化していく。すごくいいことだと思います。恋人が変化してパパになったというよりは、要素が上乗せされて、今は“パパの面”が強く出てるだけとも思うんだけど。ちゃんとパパになれる人だからこそ、人として尊敬もできるし、愛情があるって確信 できるんだと思います」

パパなんだからパパに見えて当たり前、また「愛情は“恋愛”が全てではない」という声に、筆者も強く頷きたい気持ちです。

パパがパパに見えるということは、家庭に対し、責任感を持てていることの証ですね。

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以上、いかがでしたでしょうか。

子どもができて、恋愛対象としてよりも“パパ”として見られてしまうこと 。

これは、ネガティブに捕らえられてしまうこともあるようですが、ママたちからすれば褒め言葉だったり、愛情を抱ける根拠になることもあるようです。

もちろんパパとしてだけでなく、ただの一人の人間・個人であれる時間は、ママにとってのそれと同様、大切です。

そうした時間とのバランスもとりつつ、自信と責任を持って“パパ”になって欲しいですね。

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