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MARY KATRANTZOU デビュー10周年に。バウハウス柄やフェイクファーを起用。

  • 2018.2.21

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メアリー カトランズ(MARY KATRANTZOU)は今回のショーでリアルファーを使用していない。しかし、不運に見舞われた彼女は、アニマルライツを訴えるリアルファー反対派がショー会場の入り口をブロックし、さらにはランウェイに乱入する一幕も。そんな混乱もあったが、ドレープや今まで彼女が培ってきた技術を駆使し、得意とするデコラティブなデザインをさらに昇華させた圧巻のショーで、会場の雰囲気を一気にさらった。

点描画やバウハウス、ビクトリア朝からインスピレーションを得た今シーズンは、アート色の強さがポイント。タイル柄のファイクファーコートやソファのようなジャケット、彼女が過去にもピックアップしたランプシェードのシルエットはカーヴィーなジャケットに仕上がった。まるでインテリアを纏ったようなルックが次々と登場し、シルエットにこだわりを見せた。

さまざまなパターンをパッチワークしたワンピースや繊細な刺繍やビジューふんだんにあしらったリュクスなドレスなど、とことん凝ったディテールにも注目したい。ガラスビーズで埋め尽くされたニットやパンツはまるでアートを纏っているようで、思わずため息が出る美しさだ。
ブランドを立ち上げて10年が経つメアリー カトランズ。ブランドを象徴するスタイルと華やかさでゲストを魅了した。
参照元:VOGUE JAPAN

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