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5つのコツで失敗知らず! 冷ご飯で作る「カリカリ焼きおにぎり」【今日の時短ごはん Vol.50】

  • 2018.2.21
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こんにちは。料理研究家の越野美樹です。
朝に炊いて保温し続けたごはんや、冷凍ご飯を温め直して食べるとイマイチおいしく感じない。そんな時は、「カリカリ焼きおにぎり」にすれば、残りご飯がおいしく食べられます。

焼きおにぎりを作ってみたら、おにぎりが崩れてしまったり、表面が真っ黒に焦げてしまった経験はありませんか? 私も焼きおにぎりを上手に作るのが苦手でした。今回は、焼きおにぎり名人の母に聞いたおいしい焼きおにぎりを作るコツをご紹介します。

焼きおにぎりは、5つのコツを守ると驚くほどおいしく仕上がります。

【おいしい焼きおにぎりの作り方 5つのコツ】

・おにぎりは小さめ、薄めににぎる
小さめに、薄くにぎることで中まで火が通り、外はカリカリ、中はふっくらとした焼きおにぎりに仕上がります。

・30回ほどしっかりとにぎる
普通のおにぎりはなるべくにぎる数を少なくした方がほわほわな食感が楽しめますが、焼きおにぎりはしっかりしっかりにぎるのがオススメです。

・焼き網はあらかじめ強火で熱しておく
焼き網をあらかじめ温めておくと、おにぎりが焼き網にくっついてボロボロになってしまうことなくきれいに焼きあがリます。

・弱火でじっくりと焼く
強火で焼くと黒いコゲがついてしまうので、じっくりと弱火で焼くことできつね色に焼きあがり、食感も良くなります。

・両面がきつね色になってからしょうゆを塗る
おにぎりが焼けてからしょうゆを塗って、もう一度焼き網に戻してから余熱で焼くと、しょうゆが焦げることなく中にしみていきます。

5つのコツを守れば、誰にでも失敗なく理想の焼きおにぎりが作れます。カリカリ香ばしい焼きおにぎりは、お子さんも大好きな味です。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

■ほっこりカリカリ焼きおにぎり
調理時間 15分

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹

<材料>おにぎり4コ分
炊いたご飯 子ども茶わん4杯分
しょうゆ 適量

<作り方>
1、手水をつけでご飯を子ども茶わん1杯分のせ、30回ほど握っておにぎりを薄めに作る。

2、あらかじめ熱しておいた焼き網にのせて、弱火で両面がきつね色になるまで焼く。

3、平たいお皿にしょうゆを入れておにぎりの両面につける。

4、焼き網に戻して火を消し、余熱でしょうゆを乾かす。

焼きたてをハフハフしながら召し上がれ。冷やご飯は握りにくいので、あらかじめ温めなおしてから握るのがオススメです。

■「カリカリ焼きおにぎり」のアレンジ例

「カリカリ焼きおにぎり」は、しょうゆ以外でも楽しめます。

●アレンジ1 「みそ焼きおにぎり」

「カリカリ焼きおにぎり」の両面がきつね色に焼きあがったら、みそとしょうゆを同量合わせたものを塗って、火を消した焼き網に戻します。今回はえごまを加えましたが、ごまなどを加えると一層風味が良くなりますよ。

●アレンジ2 「青菜入り焼きおにぎり」

「カリカリ焼きおにぎり」を握る時、ゆでた青菜とすりごま、しょうゆを加えて和えたごはんにアレンジします。青菜が苦手なお子さんも、喜んでパクパク食べられますよ。

「カリカリ焼きおにぎり」のごはんに青じそやみじん切りにした漬物、おかかなどを加えてもアレンジが楽しめます。5つのコツを覚えて、寒い日にも残りごはんをホカホカでいただきましょう。

(越野 美樹)

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