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チャレンジしてみよう。ぽっこりお腹と美姿勢に効く「バランスのポーズ」

  • 2018.2.15

ヨガのバランスのポーズにチャレンジしてみましょう。バランスのポーズは、体が柔らかければできるものではありません。美姿勢を保つ体幹や、骨盤の安定、ぽっこりお腹、脚の強化と嬉しい効果もたくさん。
ヨガインストラクターである筆者が、体が硬い人でもできる方法でご紹介します。
 

■内転筋は骨盤の安定に大切

太ももの内側の気になるお肉、どうにかしたいと思ったことはありませんか? 椅子に座って、気がつくと両膝が開いてしまい、だらしない格好になりやすい方は要注意です。内転筋が弱っているかもしれません。
内転筋は、大まかに言えば太ももの内側にある筋肉群の総称です。恥骨、坐骨から始まって、太ももの内側にまで付いています。ここの筋肉が弱っていたり、周りの筋肉とのバランスを崩していると、骨盤が不安定になったり、骨盤底筋がうまく働かず、ぽっこりお腹の原因となることがあります。
内転筋がしっかり働くと、体のバランスが取りやすくなり、体幹や脚の形、姿勢全体が安定し、見た目にも美しい姿勢を作りやすくなります。
 

■体が硬くてもやってみよう「ウッティタ・パーダングシュターサナ」

(1)両脚をそろえて立ちます。会陰を引き締め、下腹部の方へ引き上げます。骨盤を床に対して真っ直ぐに立てるように意識しましょう。
(2)右脚に重心を乗せ、左脚の膝を曲げて持ち上げ、足の親指を掴みます。届かない場合は、タオルやベルトを足の裏に引っ掛けて補助します。
 

 
(3)軸足を、脚の付け根から少し内側へ入れるように意識しながら、左脚を外側へ開いていきます。左脚は付け根から外側へ回転させるようにすると、バランスが安定します。目線は右方向へ。

 
(4)脚の柔軟性がある方は、会陰を引き締め、引き上げて体幹を安定させた状態で、左脚の膝を伸ばし、前方へ脚を伸ばしていきましょう。
(5)続いて伸ばした左脚を、外側へ開いていきます。軸足は脚の付け根から少し内側へ入れる意識と、伸ばした左脚は、脚の付け根から外側へ回転させるようにして、膝を天井に向けましょう。目線は右方向へ。

 
(6)10呼吸ほどキープします。
(7)反対側も同様に行います。
 
バランスが取りにくい場合は、軸足側の手で軽く壁に触れ補助しますが、あくまでも軸は胴体を真っ直ぐにし、脚に置いておきます。体の真ん中に、真っ直ぐ立てに体を貫く軸線があるイメージを持つと良いでしょう。
美姿勢を整える、全身の筋力をバランス良く刺激できるポーズです。体が硬いと諦めず、できる姿勢からチャレンジしてみましょう!
チャレンジしてみよう。ぽっこりお腹と美姿勢に効く「バランスのポーズ」はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

上村 由夏

「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。

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