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「恋をする力=筋肉」。日々鍛えていれば、できるようになるんです!

  • 2018.2.14

「恋の仕方も忘れちゃった」


恋愛がご無沙汰な人がこんなセリフを口にするのを聞いたことがあるかもしれません。


恋愛というのは、たしかに私たちの心の中で起こることなので、いくらしばらくぶりだからといって、それを忘れてしまうなんてことはなかなか考えられません。


でも一方で、恋とは気力と体力の要るもの。みなさんはこうも思っているはずです。


気持ちの問題ではあるけれど、ただ心の中で思うままに任せていては、いくら妄想は膨らんでも、本当の意味での恋は動き出しません。文字通り、行動や言葉に自分の気持ちを表していくプロセスがかかせなくて、それは、経験によって鍛えていくことができるものだし、反対に、鍛えないでいればみるみるうちに衰えていってしまうというように、恋の力は、まるで筋肉みたいなものなのです。

その気さえあれば、いつかできるよ

誰でも、「恋愛で苦手なことはある?」と聞かれれば、自分なりの答えを持っているはずです。


例えばある人では、「好きな人とふたりきりになったときに、いつも緊張してまともに話せない」というものかもしれません。


こうした弱点を自覚しながら、一方で「これを直せたら、私の恋はもっと楽しくなるはず。少なくとも今みたいに、思い通りにならなすぎて辛いみたいなことはないはず」という気持ちも持っているのでしょう。


だとしたら、その弱い部分を一生懸命に筋トレをして、地道に鍛えていくしかありません。


別にこれは特別な考え方じゃなくて、英会話やその他コミュニケーションのもろもろは、トレーニングでどうとでもなるし、そうだからこそ、巷には英会話教室とかビジネススクールとかがあるわけです。


たしかに、いくら英会話教室に通いつめても、アメリカ人や帰国子女には勝てないと思います。でも、私たちは幸せな恋愛をするために、そういうネイティヴスピーカー(恋愛に天才的に向いてる人)になりたいわけじゃありません。言うならば英検3級とか、その辺のそこそこのレベルでいいんです。


そもそも苦手なことが自分でわかっているだけ、だいぶマシです。本気で自分のどこが悪いのかわからずに恋人に振られて、それでもまだ「なんだ振られたんでしょう」なんて相談してくる人だってたくさんいるんですから。


筋トレと同じで、「鍛えよう」って意識しないと強くはなりません。放っておいたら腕の筋肉がマジでもりもりになってきた、なんてことはあり得ないわけですから。


そして、100kgのバーベルを挙げたいなら、まずは10kgからでいいのでやってみましょう。
うまく話せない自分を直したいなら、次のデートは、「困ったときの話題」としてカンペを10ネタくらい持っていって、こっそりポケットに忍ばせておけばいいんです。台本でもいいから話しているうちに、少しずつ慣れてきますから。

失敗なんてない

筋トレをしていて、目標の100kgバーベルが挙げられなかったからって、「私の筋トレは失敗だ」なんて思う人はいません。ただ、「今はまだ挙げられないだけ」。


同じように、恋愛でも、たとえひとつの恋がうまくいかなくてもそれは失敗ではなく、ただの途上ということを忘れてはいけません。


そして最後に、恋の力は筋肉だと繰り返しておきます。ということは、サボっていれば必ず衰えてしまうということです。冒頭のセリフみたいに。たとえ恋で辛い経験をしても、それは筋肉痛みたいなもので、そこから立ち直ることで恋の力は確実に強くなってるはず。でも、「しばらく恋はいいや」と中断してしまっては、せっかく鍛えた筋肉が衰えてしまいます。ちょっとだけ休憩したら、またおそれずに、自分の気持ちを信じて、思い切って次の恋に飛び込んでみてください。きっと、より強くなった恋の力のおかげで、前の恋よりずっと素敵な恋愛になるはずですから。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)

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