TORY BURCH、会場はカーネーションでいっぱい。モダンなBOHOスタイルを表現。

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今シーズンのテーマは「カーネーション」。振付師のピナ・バウシュの舞台が発想源に。

ピンクのカーネーションで溢れたトリー バーチ（TORY BURCH）の会場は、まさに都会のオアシス。今シーズンのインスピレーション源の1つ、振付師のピナ・バウシュの舞台「ネルケン（カーネーション）」にちなんで、景観設計家でありトリー・バーチの友人でもあるミランダ・ブルークスが手がけた。

今回彼女が掲げたミューズは不動のファッションアイコン、リー・ラジウィルだ。ドレス、スーツ、ニットワンピース、スリムフィットのTシャツetc...何を着ても魅力に溢れているリーの、肩の力が抜けた自然体のスタイルがコレクション全体に反映されている。

ブランドが得意とするボヘミアンスタイルは、パッチワーク上に重なった折衷的なフローラルプリントやゆったりと流れるマキシ丈のワンピースなどで表現。クラシックなテーラリングとモダンで軽いスタイルの融合、マスキュリンなテイラードスタイルやトリムブレザー、カーキのパフジャケットといったアイテムと、レースやベルベット、オーガンジー素材のスカートやシャツ、ワンピースのフェミニンなシルエットも絶妙なバランス感を生んでいる。

シンプルなピーコートから、オーバーサイズのボア付きフードコート、ブランケットポンチョなど、多様なアウターウェアにも注目を。シンプルなアクセサリーやスカーフをさらりと纏ったさりげなさもコーディネートに取り入れたい。
参照元：VOGUE JAPAN